カウフマン療法って?

みなさん、こんにちは!
さて、8月11日は山の日ってご存知でしたか?

元々、日本山岳会や自然保護団体が制定していた「山の日」でしたが、2016年(平成28年)から日本の国民の祝日の1つになるそうです。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことが趣旨、いつもより自然を大切にする1日にしたいですね。

山_祝日

さて、今日は不妊治療においてよく行なわれる、カウフマン療法についてお話ししたいと思います。

カウフマン療法とは、規則的な月経周期を投薬により作り出して、ホルモン不足により不快な症状が起こらないようにする治療法です。
不足しているホルモンを補い、規則的な月経周期を取り戻すことを目的としています。

カウフマン療法が有効な疾患とは?

・月経周期の異常(無月経、頻発月経、希発月経)
・月経持続期間の異常(過長月経など)
・月経血量の異常(過多月経など)
・月経前症候群
・早発月経
・機能性子宮出血
・更年期障害


ウフマン療法を用いた不妊の治療法は、月経周期にならって2種類の薬を投与します。
低体温期には卵胞ホルモン(エストロゲン)を、高温期には卵胞ホルモン
と黄体ホルモン(プロゲステロン)を投与します。
これらの薬は、不足していたホルモンを補充し、低体温期と高体温期を作り出します。

カウフマン療法を不妊治療の一部として行なう場合、ウフマン療法を3ヶ月~6ヶ月間行ない、その後治療を中止するとリバウンド現象が起こり、身体が自然な排卵周期を取り戻す可能性があ
ります。
卵巣機能が活性化され正常な月経周期が回復するので、無月経の人であれば月経が起こることが期待できます。

弊社でご案内している卵子提供プ
ログラムにおいても、月経不順の方や、閉経後の方には、このカウフマン療法を用いて月経の誘発を行うことで、経周期が乱れていたり、閉経している方であっ
ても、月経を誘発し、子宮の状態を整えることで、移植に適した子宮環境(子宮内膜)を作ることが可能です。

必要な治療を体調の変化に合わせて取り入れながら、ご自身に合った治療方法を先生と相談できるといいですね。

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