着床前診断と出生前診断

こんにちは。
近くの公園の桜が、一つ二つ咲いているのに気が付きました。

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今日は着床前診断と出生前診断の違いについてお話します。

出生前診断とは、妊娠中に胎児の状態を超音波で検査したり、羊水をチェックして、胎児に染色体異常などの
先天性異常がいないかどうかを調べることです。

では、着床前診断とは?これは体外受精などで、卵子を受精させた後、母体に移植する前に染色体異常などを調べることです。海外では多く行われているようですが、日本ではごく最近になってようやく治験が始まりました。

受精卵の段階で染色体を調べることで、不妊治療中の体外受精における流産や未着床などの発生率を下げることが主な目的です。体外受精を繰り返す中で、流産などの発生率を下げることは、母体の健康を保護することにつながります。

弊社で行う海外でのプログラムにおいては着床前診断を行うことも選択可能です。

日本でも着床前診断についても認識が高まりつつあります。今後の展開が期待されます。