人口甘味料にはご注意?

こんにちは。
明日から連休の方も多いのではないでしょうか。お天気に恵まれると良いですね。

ginkgopic

さて、ダイエットの強い味方、人口甘味料について気になる研究結果が発表されています。

人工甘味料 “血糖値下がりにくい”
清涼飲料水やお菓子などに使われる人工甘味料を摂取すると、糖尿病や肥満のリスクを高める血糖値が下がりにくい状態になることを、イスラエルの研究チームが発表し、人工甘味料の健康への影響を巡って議論となりそうです。
これは、イスラエルの研究チームが18日付けのイギリスの科学誌「ネイチャー」に発表したものです。
研究チームは、マウスにサッカリンやスクラロースなどの人工甘味料を混ぜた水を与え、変化を調べたところ、マウスの腸内の細菌のバランスが崩れ、糖尿病や肥満のリスクを高める血糖値が下がりにくい状態になることが分かったということです。
また、研究チームがヒトへの影響を探るためおよそ380人を調べたところ、人工甘味料を多く摂取する人は少ない人に比べて体重が重かったり血糖値が高かったりする傾向が見られたということです。
研究者の1人は「広く大量に使われている人工甘味料の影響について再評価する必要がある」と指摘しています。
人工甘味料は、カロリーを摂取せずに甘さを加えられるとして清涼飲料水やお菓子に幅広く使われていますが、健康への影響はないとする別の研究もあり、今回の発表を受けて議論となりそうです。

血糖値の管理は、妊娠中の方やこれから妊娠を望む女性には非常に重要です。
妊娠時の合併症の一つである妊娠糖尿病はよく知られていますが、これは妊娠中に初めて発症が確認される糖尿病で、出産後は元に戻る事も少なくありません。しかし、妊娠中の高血糖は胎児に深刻な事態をもたらす可能性がある上に、妊娠糖尿病の発症を契機に、出産後、そのまま糖尿病に移行してしまう場合もあるなど、十分な注意が必要です。

妊娠中の血糖値をコントロールするには、白米などの血糖値の上がりやすい食品を摂取する前に野菜を食べる事を習慣化したり、食後に少し動くようにするなどの対策が有効です。これらは食後の血糖値の急激な上昇等を抑える事が主な目的です。しかし代謝する機能そのものが阻害されているとなると、これは生まれつきインスリンの分泌が少ない方と同様、糖尿病を発症するハイリスク状態になってしまいます。

「人口」とつくものが全て悪いものとは限りませんが、お子さんを望まれる方や妊娠中の方はできるだけ自然の、祖母の代、曾祖母の代から使われて来ているものが良いですね。
血糖値が上がりやすい白いお砂糖を避けるのであれば、なるべく精製されていない「三温糖」や「和三盆」、最近では「アガペー」等の甘味料などの選択肢もあります。

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