男性の不妊検査でわかること

こんにちは!
明日からワールドカップ開始!これから寝不足な日々が続く人も多いのではないでしょうか?

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これまでこのブログでたびたび不妊の原因は女性だけではなく、不妊原因の4割は男性にあるとお伝えしてきました。今日は男性が行う不妊検査(精液検査)についてちょっと詳しくご説明します。
精液検査では下記の不妊原因が無いかを調べる事ができます。

1)乏精子症
1mlの精子の中に通常なら2000万個以上存在するといわれている精子がそれより下回る場合、乏精子症と判断されます。
少し下回る程度ならあまり気にする必要はないかもしれません。

2)精子無力症
精子の運動率をみる場合、早く前進する精子、ゆっくりと前進する精子、動くけど前進しない精子、動かない精子の4つに分類することができます。精子無力症とはこの運動率があまり良くないことをさします。
ただ運動率は体調によって左右されることが多いので、一度の検査で判断せず、次回体調を整えてから再検査をしてましょう。

3)無精子症
精液の中に精子が1個も見当たらない状態が無精子症です。男性が原因の不妊の2割が無精子症だといわれてています。
現在は医療技術の進歩で原因を詳しく調べる事ができるようになりました。あきらめず原因を追究し、治療を行いましょう。 

4)精子不動症
精液の中に動いている精子がおらず、見ただけでは生死の判断がつかない状態を精子不動症といいます。
この場合精子静穏性検査で生死の判定を行います。
生きている精子がいるとわかったら顕微授精で受精することも可能になります。

男性の皆様、ワールドカップで寝不足のまま検査に行くことだけはおすすめしません。
検査前は十分な睡眠をとり、体調を整えてから行きましょう。 

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