質のいい卵子とは

こんにちは。
今週末から晴れ間が徐々に戻り、気温も上昇するようです。
お休みの日は冷房のあるデパートなどに出かけたくなりますが、たまには日焼け止めを塗り外で活動してみるのもいいですね。
その際は帽子を忘れず、熱中症には十分気を付けましょう。

watermelon

さて、厳しい現実ではありますが、卵子にも老化があり、卵子の質は年齢と共に低下していくということは、広く認知され始めました。
卵子の老化として一般的に挙げられているのは,下記の点だと思います。

・卵胞の減少
・卵子の質の低下

卵胞の減少については特に様々なメディアで紹介され、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
女性は生まれた瞬間が一番多く体内に卵胞を持ち、年齢を重ねるにつれ減少していく、というのが「卵胞の減少」です。
それでは、「卵子の質の低下」とはどういったものなのでしょうか。

卵子の質の低下として一般的に挙げられるのは、「染色体異常の卵子が増える」ことです。
染色体異常を持つ卵子は、受精しても分割が正常に進まず、移植に適した受精卵になる割合は少ないです。
また、移植できるほど分割が進んだとしても、移植後に着床まで至る確率は低く、着床しても流産をしてしまう可能性が高いです。

卵子が精子と受精して出来る受精卵の状態は、移植をする上で大変重要なものです。
自己採卵を何度しても移植に適する受精卵が出来ないという場合、卵子の質が低下しているケースもあります。
ただ、受精卵の状態が影響を受ける要因は、その半分が卵子、残り半分は精子の状態や質と言われています。つまり、一概に卵子の質の低下だけを疑うのは間違いです。
なお、精子の状態は精液検査である程度把握することが可能です。

特に厄介なのは、移植に適するほどは分割が進むものの何故か着床まで至らない場合、受精卵の遺伝子異常が考えられるのですが、目には見えないことなので判断が難しいということです。

弊社の卵子提供プログラムでは、オプションとして着床前診断をお受けいただくことが可能です。
遺伝子異常のある受精卵を見分け、移植の対象を遺伝子的に正常な受精卵に絞ることにより、遺伝子異常受精卵に起因する未着床や流産を避けることが期待できます。
弊社の卵子提供プログラムをお考えの方は、是非一度お問合せフォームよりご連絡頂けますと幸いです。
 

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