他社の卵子ドナー情報流出と弊社の考え

5月2日付けの読売新聞にて、実績の少ないエージェンシーが卵子ドナーの写真を紙面に掲載するという、非常に非倫理的なことを行われました。

情報流出

卵子提供とは、卵子ドナー及び卵子を提供されるご夫妻(レシピアント夫婦)が、情報が外部に出ないことを絶対条件として、行われるのが常であります。
この絶対条件を守らなかったことに関して、この会社に対して遺憾の念を禁じ得ません。
どういうポリシーで、何のためにこの会社は卵子提供を行っているのか理解に苦しみます。
こちらの会社は以前より、ネット上で誹謗中傷を偽名で書かれたり、嘘の会社実績をクライアントに伝えたりされていたことを確認しており、元から何でもありの会社だったのだと伺えます。

弊社は日本にて、日本人が日本人を支えるシステムを確立したいと、卵子提供においても、志のある日本人卵子ドナーボランティアのみ参加頂き、卵子提供が必要とされるご夫妻にサービスを提供させて頂いております。

日本において、ターナー症候群の方、早期閉経の方、不妊治療を長年行っていてもお子様に恵まれなかった方など、お子様を授かるためには、どうしても卵子提供が必要になるご夫妻がおられます。
ですから、卵子提供を日本で根絶したならば、このようなご夫妻からお子様を授かる手段を奪うことになります。

卵子提供を日本で確立するためにも、弊社はレシピアント夫婦及び卵子ドナーボランティアの両者が、「行って良かった」と、お幸せになって頂くために、いつもWIN-WIN関係を意識して運営しております。
両者が幸せに思えない治療ならば、卵子提供は日本にて誤った方向に進む可能性があるからです。

卵子提供を正しい方向に進めるためにも、弊社はプログラムに参加をされる全ての方のプライバシー保護を何よりも重視しております。
弊社のプログラムでお子様を授かることを望まれる全てのご夫妻、及びご夫妻に力を貸して下さるエッグドナーボランティアの方々のプライバシーが侵されるようなことは、決してあってはならないことだと弊社は強く考えております。
そのため、弊社では、クライアント様に関する情報、ドナーボランティアに関する情報は、外部に流出するようなことがないよう、厳重なセキュリティ体制で管理しております。

どうか卵子提供が正しい倫理感の元で行われ、本当に必要なご夫妻に、お子様を授かることができる選択肢の一つとして日本に確立されることを、メディブリッジは心より望んでおります。

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