採卵について復習しよう

みなさん、こんにちは
4月14日に銀座ブロッサムホールで、1978年にフランスで制作されたドイツの作曲家モーツァルトのオペラ・ブッファ(喜劇オペラ)「ドン・ジョヴァンニ」の映画が上映されるそうです。
「ドン・ジョヴァンニ」はモーツァルトが1787年に作曲したオペラです。
プラハでモーツァルト自身の指揮で初演し、オーストリアのウィーンでは1788年5月7日に公演されました。
イタリアの作家、ロレンツォ・ダ・ポンテが台本を書いた、2幕ものの喜劇です。
(あらすじはこちらをご参照ください。)

開幕時間は10時30分、14時30分の2回。
料金は前売りが2500円、当日が2800円。
予約、問い合わせは東京楽画会(03-3498-2508)まで。

通常のオペラ歌劇(映画ではないもの)はF席でも5000円前後するもの。
オペラを聞いたこと、見たことがないという方にもおすすめです。

さて、体外受精で行う採卵(さいらん)について、お話しします。
採卵とは、排卵誘発剤で卵子を育て成熟させて、排卵する直前に体外に取り出す方法です。
卵子は排卵してしまうと、体外から取り出すことはできません。

採卵は、卵をいかに良好な状態で数多く回収できるかが重要です。
経膣超音波と毎日のホルモン値測定で、卵の成熟具合をチェックし、採卵日を決定します。
卵巣刺激でよい卵が数多く育っても、雑に取り出そうとすると、デリケートな卵は変形したり、また卵巣内に取り残す可能性もあります。
採卵では、卵を良好な状態で回収することがポイントになります。

膣から超音波の器械(プローブ)を挿入して、超音波像を見ながら卵巣の中の卵胞(卵の入った袋)に針を刺して卵胞液を吸い出します。
針は採卵針という採卵専用のものです。

卵子はとても小さく超音波では見えません。
吸い出した卵胞液を顕微鏡でチェックして、卵子を探します。

採卵の時間は、卵胞の数や卵巣の位置によっても変わりますが、だいたい10分くらいです。
麻酔をし、腹腔内に出血するなどのリスクもあるため、手術の扱いになります。
体外受精を行う方は、通っている病院やご自身の状態などにより、多少の差はありますがこのような流れで行われています。

また、ご自身の採卵での妊娠が難しいと判断された方で卵子提供プログラムをお考えの方は、弊社にご相談くださいませ。

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