卵子の一生

こんにちは
春の花というとみなさんはもちろん、桜を思い浮かべる方が多いと思います。
沖縄県では、黄色の花弁が目にまぶしく、鮮やかに沿道を彩るイペーの花が見頃を迎えています。
23日には沖縄県内各地にカジマーイといわれる季節風が吹き、枝先の花が揺れていました。
ブラジル原産のイペーはノウゼンカズラ科の落葉高木で、沖縄には戦後になって持ち込まれたそうです。
黄色と紅紫色の花を咲かせる2種類があり、3~4月にかけて開花します。
いま、満開のイペー。
関東では聞きなれない花ですが、沖縄を訪れる方は是非みてくださいね。

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さて、妊娠の年齢リミットには卵(原始卵胞)の数だけでなく、質の問題も関わってくることをご存知ですか?。

実は、毎月、排卵のために約300個の卵(原始卵胞)が用意されるのは32歳頃までなんです。
その後は徐々に卵巣が出し惜しみをし始めるといいます。
37歳頃になると、3か月前に用意される卵(原始卵胞)は100個。
40歳では50個、と排卵する卵子はぐんと減ってきてしまいます。
これは、加齢とともに、卵の数が減るだけでなく、質の変化、つまり卵子が年を取るからなんです。

卵子の元は、母親の胎内で作られた日から、カプセルのような細胞の中に1つ1つ格納され、酸素や栄養を投与されながら、排卵する日を待ち続けています。
この卵が劣化しないようにお世話しているのが細胞内のミトコンドリア。
ミトコンドリアはいわば生命エネルギーの源のようなものですが、このミトコンドリアが年を取り、働きが悪くなるために、卵子の質が落ちてしまうらしいのです。

卵子の元は、排卵のため卵子になる課程で「減数分裂」という染色体数を半分にする細胞分裂をしなくてはなりません。

ところが、ミトコンドリアが年を取っていると、エネルギー不足で、ついミスをして染色体が不完全な卵子となってしまうことが増えます。
卵子に染色体異常があった場合、受精や着床をしないか、妊娠してもほとんどが流産となります。
35歳を超えると流産が増え、妊娠しにくくなるのはこのためなのです。

卵子の元となる卵(原始卵胞)は、お母さんのお腹の中にいる胎児の時、700万個も作られます。
その数は、生まれた時点で200万個になり、初経を迎える12―13歳では30万個程度に減ってしまうのです。
その後は減る一方で、増えることはないんです。

ちなみに、卵(原始卵胞)が残り5万個となった頃に、閉経するようになっているといいます。

日本女性の平均閉経年齢は50歳だが、個人差もあるので、卵(原始卵胞)の数が多ければ閉経時期は遅くなるし、少なければ、40代で閉経することもあります。
といっても、妊娠の年齢リミットは単純に卵(原始卵胞)の数だけで決まるわけではないのですが、子宮内膜症などのリスクを減らすためにも、毎月排卵があるかどうかは気にかけていく必要があります。

わずらわしいと思っている月一の生理も、仕組みを知れば大切な役目を果たしているのです。
いずれはなくなるこの女性の体内イベントを大事にしましょうね。

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