体外受精と顕微授精の違いとは?

みなさん、おはようございます。
そろそろ花粉が飛び始めましたが、みなさんはどのような対策をされておられますか?

今日は、弊社で提供しております、代理出産プログラムと卵子提供プログラムに深く関わりのある体外受精と顕微授精についてお話をします。
まず、人工授精は女性の排卵時期に合わせて子宮に精子を注入し、直接送り込むことで卵に到達する精子の数を増やす治療法として知られています。
一方で、体外受精は排卵直前の成熟した卵子を取り出し、体外で精子と人工的に受精させ、培養液の中で育てた受精卵(胚)を子宮に戻す治療法です。

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では、どんな手順で体外受精(IVF)は行われるのでしょうか?

代理出産の場合には奥様へ、卵子提供の場合にはエッグドナーの方に排卵をコントロールする薬の投与が開始されます。
通常、生理3日目から排卵誘発を注射等により行い、通常自然周期で1~2個作られる卵子を、複数個作れるようにします。
投薬中は、卵巣のなかで育っている卵胞の数と大きさを超音波で確認し、卵胞が順調に大きく育ったら、卵胞液を吸い取って卵を採取します。

無事に採卵が行われると、いよいよ体外受精が行われます。
採卵後はシャーレの中で卵子にご主人様の精子を振りかけ自然受精を行い、数日間培養を続けます。
しかし、精子の運動率が低い場合など、受精に障害がある場合には、顕微授精(ICSI)が適応となります。
顕微授精とは、卵子の外側に付着している顆粒膜細胞をとり除き、つるんとしたきれいな卵子にし、一つ一つ細胞質の中に精子を直接注入する方法です。
その後、翌日には前核が出現して受精が確認され、そのまま培養を続け3日目には8分割の胚に育ちます。
ここでグレードの良い受精卵(胚)は、代理出産では代理母に、卵子提供では奥様の子宮内に胚移植が行われます。

また、胚移植終了後はゆっくり、のんびり過ごすのが良いでしょう。
胚が子宮に入り込んでいく時期に子宮が収縮する状態になると着床を妨げることになるので、体外受精後は、思いっきりご主人様に甘えて、家事を分担してもらえば、お姫様気分かもしれませんね。

私たちは一人でも多くの方の幸せの懸け橋となるため、日々サポートをさせて頂いております。
代理出産、卵子提供をご検討中の方は、是非お気軽に弊社までお気軽にお問い合わせ下さいませ。

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