トランス脂肪酸が男性不妊を招く?!

こんにちは!
東京は朝から雪が降り、かなり積もっています。
雪景色の銀座も素敵ですが、雪の積もった道で転びそうな人を今朝は何人も見かけました。
帰りまでには止んでくれるとよいのですが・・・。

さて、今日は、トランス脂肪酸が精子にも影響するという怖いお話です。

Trans-Fats

健康な精子は健康な食に宿る!? 日本では成分表示の議論中 トランス脂肪酸

どうやら健康な食事は健康な精子をつくるらしい。米国、スペインの共同研究報告によると、18~22歳の健康な男性188人の食生活を調査した結果、魚、野菜、全粒穀物中心の食事を心がけている男性は、赤身肉、精製穀物中心の食生活の男性より、精子の運動能力が勝ることがわかった。これとは別に春先に報告された研究では、揚げ物や加工食品に含まれる「トランス脂肪酸」摂取過多の男性は、精液中の精子濃度が摂取量の少ない男性の6割程度であることが示されている。生殖機能に直結するかは不明だが、男性不妊の8割は精子の運動能力が低い「精子無力症」や「精子減少症」などの精子異常が原因なのは事実。自分にはもう関係ないと苦笑せず、次世代のために真剣に憂慮してほしい。

 ただ、トランス脂肪酸といわれてもピンとこないだろう。トランス脂肪酸は別名「狂った油」と呼ばれるほど悪辣ぶりが知られる加工油脂で、代表はスナック菓子の製造に使われるショートニング。サクッと好食感に仕上がるうえに安価なので、ファストフード店やコンビニ食の揚げ物油にもよく使われている。その一方、摂取過多で動脈硬化を促進、心筋梗塞や認知症発症リスクを増強するのは有名な話。精子無力症どころではないのだ。世界保健機関は2003年、摂取量を総カロリーの1%未満にするよう勧告を出した。

多量に摂取すると、悪玉コレステロールを増やし、心疾患のリスクを高めるとも言われているトランス脂肪酸、ショートニングやマーガリンなどに多く含まれています。
規制する国も多いようですが、日本では摂取は個人の判断にゆだねられているのが現状のようです。
セブンイレブンやイトーヨーカ堂を傘下に持つセブン&アイホールディングスは、トランス脂肪酸の低減に積極的に取り組んでいます。

トランス脂肪酸は、食べ物で言うと、ファストフードやお菓子などに比較的多く含まれているようです。
男性は特に揚げ物が好きな方も多いと思いますが、フライドポテトやコロッケ、スナック菓子などは、お酒のお供としてつい食べてしまいますよね。
メタボの大敵でもある揚げ物ですが、肥満だけでなく精子にも影響があるとのこと、揚げ物を食べるときには、良質の油で調理されているものを選んで食べましょう!

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