日本の不妊患者の現状とメディブリッジの思い

こんにちは!
今日は陽射しも弱く、寒さが身にしみます。
明日から三連休ですが、丁度クリスマス頃が寒さのピークになりそうです。
皆さん、暖かくしてお出かけくださいね!

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さて、私たちメディブリッジは、なんらかの身体的な理由から日本での治療ではお子様を授かることができない方々に、インドでの代理出産、ハワイ・タイでの卵子提供をご提供しております。

最近では、マスコミが卵子提供、代理出産を取り上げることもあり、以前に比べて、こういった治療法の認知度は高くなりました。特に野田聖子さんの卵子提供公表以来、それまで卵子提供という方法を知らなかった患者が、そのような方法があるということを知り、弊社に来られるケースも少なくありません。

その一方で、強い批判の声も聞かれます。
弊社にも、マスコミの方のみならず、一般の方からもいろんな意見が寄せられます。

私たちは、卵子提供、代理出産という方法に、誰もが賛同しなくてはいけない、とは考えていません。
ただ、他に子どもを持つ方法がない患者に、子どもを持つ道を閉ざさないで欲しい、望めばその方法が得られる日本であって欲しい、そう願っています。

「養子を持てばいい」という意見もありますが、これは全く現実的ではありません。
なぜなら、日本で養子を持つ場合、親の年齢制限、収入など、様々な条件があり、容易に成立しないのです。
夫婦で長年不妊治療を行ってきた挙句、自身の治療をあきらめ、養子を育てる方向に切り替えようと考えても、その時には養子手続きが行える年齢をとうに過ぎてしまっている・・・。
こういった例は、弊社にご相談に来られた方の中だけでも、枚挙にいとまがありません。

弊社にご相談に来られる方々は、どんなに望んでも、誰かの助けがなければお子様を授かることができない方々です。
生まれつきの疾患で妊娠を継続できない方、初めての妊娠の際にお子様と子宮を失ってしまった方、早発閉経でご自身での採卵が行えない方・・・。
このような患者が、実はたくさんいるのです。
日本国内では、現在こういった方々が子どもを持つ方法は、養子縁組しかありません。
しかし、前述の通り、実際に養子縁組が成立するところまでたどり着くご夫婦は、非常に少数です。

自身が不妊治療に頼っても子どもを授かることができず、さらに養子縁組も行えないご夫妻が子どもを授かる手段は、残念ながら、今の日本にはありません。
このような夫婦に、よく投げかけられる言葉は、「子どものいない人生もいいのではないか」といった言葉ですが、その一方で、結婚して数年たっても子どもがいない夫婦は、「まだ子どもはできないのか」などと無遠慮な質問をぶつけられることもあり、子どもがいない夫婦は、社会的にも不要なストレスを感じながら暮らさざるを得ません。

自分で妊娠ができない事情があるなら、子どもを諦めざるを得ない。それが今の日本の現状です。そして、私たちは、そのような日本人患者の方々に、日本ではできない治療を海外で受けられるようお手伝いをしています。

皆様の理解とご協力があって、私たちは苦しむ方々を助けることができます。これからも、メディブリッジは、日本の医療で救われない方々に、新しい選択肢をご提供して参ります。
今後とも、どうかご声援、よろしくお願い致します。

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