喫煙による妊娠への影響とは?

おはようございます!
39歳で第一子を妊娠し、休養していたオセロの松嶋尚美さんが番組に復帰したことが話題になっています。

オセロ松嶋が復帰を生報告「たばこやめた」 出産予定日は12月28日

高齢出産で初産の彼女ですが、妊娠に伴い、タバコを止めたとのこと。
タバコはお腹の赤ちゃんに、悪影響を与える要素がたくさんありますから、赤ちゃんの為には喫煙は絶対に避けるべきもののひとつです。

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妊娠中に喫煙している母親から生まれた赤ちゃんは、喫煙しない母親から生まれた赤ちゃんに比較して、出生時体重が平均で約 200-250グラム軽い、という報告があります。
また、母親のおなかの中にいた期間(在胎週数)が同じ赤ちゃんの間での比較でも、妊娠中に喫煙している母親から生まれた赤ちゃんは、出生時体重が軽い傾向があります。
死産や新生児死亡(生後28日以内の死亡)、乳幼児突然死症候群(SIDS:sudden infant death syndrome)が、喫煙する母親の赤ちゃんに多い傾向があります。

アメリカの研究では、妊娠中の母親の喫煙と児の先天性指異常(多指症、少指症、無指症、合指症)の発生との関係を調査した研究があります。妊娠中に喫煙している母親から生まれた赤ちゃんは、喫煙しない母親から生まれた赤ちゃんに比較して、先天性指異常(手や足の指の多指症、少指症、無指症、合指症)が見られる確率が1.33倍という数値になっています。
お母さんが一日に吸う本数が多いほど、確率は高くなる傾向があります。
母親が妊娠中に喫煙していない場合と比較して、、母親が妊娠中に一日当たり吸う本数が、1-10本で1.29倍、11-20本で1.38倍、21本以上で1.78倍と高くなります。

喫煙しない女性に比べ、喫煙する女性は、不妊を経験しやすく、妊娠も遅く成りがちです。また、妊娠後も、胎盤早期剥離、前置胎盤、早産等を起こしやすくなると言われています。

タバコは妊娠にも、もちろん美容にも、悪影響しかありません。
女性のみなさんには特に、喫煙習慣は持たれないことをお勧めします。

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