受精卵のグレードとは!?

おはようございます!
週末はとても気持ち良い春日和となりましたが、皆さんどのように過ごされましたでしょうか?
弊社では週末も多くのご面談を行いましたが、ご面談後は銀座をお散歩されてから帰宅されるという方が多く、散歩が楽しい季節になったんだなと実感させられます。

さて、本日は受精卵の評価(格付け)についてご説明したいと思います。
体外受精を行った方はご存じかも知れませんが、日本でも海外でも補助生殖技術では、採取した受精卵に5つのグレードを設けており、この認識は共通となっています。

このグレードは1~5と評価するとこともあり、A~Eと評価するところもあり、また更に細分化してAbなどと評価する場合もあります。
日本では病院によっては、患者側から病院にお願いしないと教えてくれない場合もございますが、知って損することはないので、採卵後には是非確認しておきましょう。

弊社の場合、代理出産プログラムに申し込まれたクライアントには、過去の治療歴などを詳しく報告して頂くほか、過去に体外受精経験があり、受精卵を保存している場合、グレードも報告して頂くようにしております。

受精卵は以下のように評価されます。

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グレード1(又はA)が一番理想的な受精卵になりますので、着床の際使用する受精卵はグレード1から移植することが一般的です。

また受精5日目の時点で、グレード2以上に到達した受精卵(胚)が一般的に移植に向いているされています。
ただグレード4や5であっても、継続培養によって良好胚盤胞になることもあるため、初期胚移植後の余剰胚は5日目まで継続培養し、胚盤胞になった時点で凍結保存することもあります。

体外受精、また受精卵を凍結された方で、よくそのグレードをご存知ないと言う方もおられますので、行った際はお医者さんに尋ねておくと良いでしょう。

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