不妊の原因シリーズ vol.3 夫婦間の問題

おはようございます!
昨日の天気予報で、「12日朝にかけて東京に降雪のおそれ」との予報があり、雪が降ることを期待していたのですが、今朝の東京は曇り空で、ちょっと残念な気分です。今年は東京ではもう雪は見られないかも知れませんね。

今日は、不妊の原因シリーズの第三回目として、夫婦間の問題について、少しお話ししたいと思います。
不妊の原因には、これまでにお伝えしてきた女性因子、男性因子のほかに、夫婦間の問題があります。

Couple

不妊症とは、「正常な夫婦生活があって2年以内に妊娠しない場合」を言いますが、正常な夫婦生活がない、いわゆるセックスレスのような場合は、夫婦間の問題が原因の不妊に当たるでしょう。
セックスレスの男性はEDを伴うことが多いと言われていますが、このような場合はED治療薬を用いて性交渉を促すことで、自然な妊娠が期待できるケースもあります。一方、女性の側のセックスレスの原因として非常に多いのが、性交痛により性交渉を持てないケースです。このような場合は、婦人科での治療が必要です。性交痛の診断は症状に基づいて行われ、原因を特定するため、病歴と性生活に関する問診や、内診が行われます。性交痛は子宮内膜症によって起こることもありますので、性交痛の自覚がある場合は一度診察を受けられることをお勧めします。

上記は自然妊娠を促すための治療例ですが、精液を濃縮するよう処理し子宮腔内に直接注入する人口受精法(AIH)による治療もあります。
いずれの場合も、夫婦間でコミュニケーションをとりながら、互いの状況を理解しつつ治療を進めていくことが大切です。

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