代理出産についてのブログを読んで

おはようございます!
皆さん、シルバーウィークは充実して過ごされましたでしょうか?
秋になり食べ物がおいしく、私はこの数日間で急に太ってしまいました。。

そんな私ですが、この連休中に、代理出産のことを記述している他者の幾つかのブログを読んでもおりました。
代理出産には肯定的な意見も、否定的な意見も見ることができ、それは自然な流れであると思います。
というのも、代理出産も臓器移植などと同様、完全たる解決策などなく、モラルを意識して実行しなければ、悪い流れにもなるからです。

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また、反対派の記事を読んでいるうちに気付いたのが、まず情報や知識ががない中で、一方的に代理母が不幸だとか、養子をもらえば良いのにという無責任な発言が多いことです。

代理母は基本的に自らの意思で、更に家族の同意も取付け行います。
代理母は目的のため、また代理母としての工程を通じて幸せでなくてはなりません。
弊社は代理母側も必ず幸せになって頂かなければならないという考えの基に行っていますので、代理母の人権や意思を一番に考える施設とのみ関係を持っております。
一方、代理母を奴隷のように扱う施設も存在します。そのような人権を重視しない悪い施設があるため、代理母に関して否定的な意見もあるのですが、一括りに代理母は不幸だという考えは危険です。

また「人の子宮を借りるぐらいなら、養子をもらえば良いのに」という意見も幾つかありました。
この意見、とても浅はかで、実際に病気で子供が持てず苦しんでいる方々の気持ちを知ろうとはされていません。
養子を引き受けるのも選択肢。しかし、最新の不妊技術である代理出産のことを考える選択肢もあって良いのではないでしょうか?
それを第三者が、「子供ができないなら養子をもらえ」という意見は、その方こそ人権を無視していると思うのです。
人それぞれ異なるのですから、決まった方法などなく、それぞれでベストな選択をすることが大切なのです。

人が人として優しく賢く生きるには、想像力が必要です。
人はそれぞれ、多くの障害や不幸を背負う場合もあり、自分がそれを背負っていなくとも、相手がどのような気持ちなのか想像したり、話す機会を持ったりすることが大切だと思います。
代理出産も同様、一方的な側面だけ見て無責任に語るより、それぞれの立場を考え、想像してから、発言することが望ましく思われます。

 

会いたかった―代理母出産という選択
向井 亜紀
幻冬舎
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