日本の医療界で今年一番大きなニュース!

とうとう東京でも梅雨が明けました!
そのニュースよりよっぽど嬉しかったことが、一昨日の臓器移植法のA案が通ったことです!
これで今まで救えなかった子供達の命を救える可能性が出てきました。

臓器移植法改正に関しては、幼い子供は判断出来ないまま臓器を取られてしまうなど、未だに反対意見も多くあります。
これは当然なのです。
臓器移植に関して完全に正しいという法律は誰も作ることができないのです。
一方を優先すると、一方で問題が生じてしまう。
これが臓器移植や代理出産の姿であり、大切なのは一番何を優先すべきかということです。
脳死のお子様を持たれている方の苦しみもきちんと理解した上で、私達は移植を享受することが最善と考えるしかないと思います。

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代理出産や卵子提供に関しても、早く法整備が出来れば、病気でお子様を持つことを諦めざるをえない日本において、救われる人は数知れないと思います。

改正臓器移植法成立 やっとスタートライン/もっと時間かけて

「脳死は人の死か」-。国会での審議が拙速との批判を受けながらも、衆院解散の流れにのるように成立した改正臓器移植法。成立を受け、推進派も慎重派も背負う家族や知人の「命」を思い涙した。感激の涙に悔し涙。それぞれの思いが交錯した。

 参院本会議場傍聴席。昨年12月、心臓移植のため渡米し手術前に1歳で亡くなった中沢聡太郎ちゃんの両親の姿があった。A案が可決されると母、奈美枝さん(34)は泣き崩れ、父、啓一郎さん(37)はその肩に手を置いた。「やっとスタートライン。息子に『変わったよ』と報告できる」。

 国内の移植医療の推進に向け、長年活動してきたNPO法人「日本移植者協議会」の大久保通方(みちかた)理事長は「このすばらしい医療を1人でも多くの方に届けたいという思いで活動してきた」と目を潤ませた。

 反対派からは落胆と怒りの声。法改正に反対してきた市民団体代表世話人の川見公子さんは「人の生死を決める法案が、解散を前にしたスピード審議で決まった」と憤りを隠せない。

 9歳の娘を交通事故で失った「全国交通事故遺族の会」の戸川孝仁理事は「みとりの時間が今後は期待できなくなる」と述べ、「不勉強な議員が賛成に回った」と敗因を語った。

 2年近く脳死状態が続き、平成19年に死亡した中村有里ちゃん=当時(4)=の母、中村暁美さんは涙が止まらない。有里ちゃんは人工呼吸器を付けながらも、身長が伸び体重は増えた。「もっと時間をかけて脳死について考えてほしかった。脳死が一律に人の死なんて許せない」と非難した。

 

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