不妊治療の助成拡大、無精子症の精子採取も対象に

こんにちは!
今週は週明けから寒い日が続いています。
東京では月曜日に大雪が降りましたが、また週末も寒くなりそうな予報です。
皆さん、しっかり防寒対策をしてくださいね。

不妊治療_助成金

さて、今日は不妊治療の助成拡大のニュースです。

不妊治療への助成拡大、初回は30万円に倍増 厚労省


厚生労働省は、不妊治療にかかる費用の助成を拡大する。初回の治療に限って助成額の上限を現行の15万円から30万円に引き上げ、無精子症などの男性が手術で精子を採取した場合には新たに1回につき15万円を上限に助成する。今年度補正予算の成立後、早ければ今月末にも実施する。

 不妊治療は公的医療保険の対象外。厚労省によると、体外受精や手術での精子採取はそれぞれ1回30万円程度かかるという。現在、体外受精でないと妊娠が難しい夫婦を対象に、夫婦の所得が計730万円未満ならば、体外受精1回につき15万円を上限に計6回(2013年度以前から受けている場合などは計10回)まで助成している。

 今回の拡大では、対象や所得制限は変わらない。初回の上限額を30万円に手厚くするのは、不妊治療を始めやすくする狙いがある。精子採取への新たな上限15万円の助成は、体外受精のために手術を受けるたびに従来の助成に上乗せされる。安倍晋三首相が掲げる「1億総活躍社会」の実現に向けた施策の一つ。

無精子症など、これまで対象外だったものも今後は助成対象になるとのことです。
公的助成が拡大されることは、治療中のご夫妻には朗報ですね。
弊社がご案内している海外での卵子提供による治療は、残念ながら現状は助成対象にはなりませんが、国内で不妊治療を受けている方で条件に適合すれば助成の対象になるかもしれません。

不妊治療だけでなく、子どもを育てやすい社会、子育てが夫婦にとって、特に女性にとって、負担にならない社会になっていくことが、「一億総活躍社会」には必要なことではないでしょうか。
待機児童の問題や、「マタハラ」などという問題もいろいろある日本ですが、少しずつでも変わっていくことを期待したいですね。

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