科学の進歩と不妊治療

こんにちは。

蒸し暑い日や少し肌寒い日が交互にやってきて、もうじき梅雨入りの予感です。

medi1021

今日は、科学の進歩と不妊治療について書いてみたいと思います。
2012年12月、イギリスの研究チームが、ヒトの万能細胞から、卵子や精子のもととなる細胞を作り出すことに成功したという記事が掲載されました。

ES細胞、iPS 細胞、万能細胞という言葉は、昨今の科学の進歩を話題にしたニュースでは頻繁に使用されているので、聞き覚えもあるでしょう。

マウスを使用した研究ではこの技術を利用して体外受精による仔マウスが生まれているそうです。

この始原生殖細胞を精子や卵子に変えられるようになれば、精子や卵子ができる仕組みを詳しく調べることができるようになり、将来的には不妊の原因解明にも役立つ可能性がある。

*興味のある方は出典もとの日本語訳も参照してみてください。

このような最先端の科学技術は日々進歩していますが、倫理面の問題から、すぐにはヒトへ応用されることはないかもしれません。ただ、不妊のメカニズムを解明していく上では、重要な役割を果たすことを期待します。

ただ、技術が確立され、ヒトへも応用が利くようなるまでは、まだまだ長い年月が必要だと思われます。現在、不妊治療に悩む方達には、卵子提供などによるサポートが最も近道なのかもしれませんね。

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