保湿の効果

こんにちは。
朝から快晴だった今日の東京ですが、空の青は夏の迫るようなそれとは違う秋の色でした。

高齢出産_知識

さて秋が来れば冬はすぐそこ。気温が下がり、空気が乾燥する冬は、女性のお肌にとっては厳しい季節です。皮膚科の医師や美容の専門家によれば、どんなに高価な化粧品を使うより、まずは乾燥させない事がお肌を健やかで美しい肌を保つコツだそうですね。

肌の保湿については、こんなデータも発表されています。

乳児の全身に毎日保湿剤、アトピー発症3割減
国立成育医療研究センターのグループは1日、保湿剤を毎日全身に塗った乳児は、アトピー性皮膚炎を発症するリスクが3割減るとの研究結果を発表した。
アトピー性皮膚炎は、慢性的なかゆみや湿疹を繰り返す病気。様々な刺激から皮膚を守るバリア機能の低下やストレスなどが原因とされる。遺伝的な要因も指摘されており、家族に患者がいる子供の3~5割が発症するとの報告もある。
研究は、家族にアトピー性皮膚炎の患者などがいる生後1週間以内の新生児118人を対象に、保湿剤で皮膚のバリア機能を補強し、発症を抑制できるか調べた。
乳液タイプの保湿剤を1日1回以上全身に塗った59人と、皮膚が乾燥した部分だけにワセリンを塗った59人で32週間の経過を比較。保湿剤を塗らないグループでは28人が発症したが、保湿剤を毎日使っていたグループの発症者は3割以上少ない19人だった。

意外に知られていない事ですが、赤ちゃんの肌の水分量は決して高くありません。まして大人に比べ皮膚が薄い為、乾燥が進むと簡単にバリアが壊れます。そのため赤ちゃんの頃の肌荒れは、アトピーのみならず、食物アレルギーの発症の重大な原因の一つとされています。

これからの季節、大人も子供もしっかり保湿し、健康と美しさを保ちましょう。

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