不育症の原因って?

みなさん、こんにちは
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不妊大国日本

さて、今日は不育症の原因についてお話をしたいと思います。

<不育症とは?>
いったん妊娠をしても流産や早産を繰り返すことを不育症といいます。
不育症を起こす原因はさまざまで免疫の異常からくるものや、染色体異常、母体の問題などがあります。

治療は女性の血液検査や子宮形態検査、夫婦の染色体検査などを行って原因を調べることが一般的ですが、どのような原因があるのでしょうか?

不育症のおもな原因
1.ホルモン異常
高プロラクチン血症、甲状腺機能異常、黄体機能不全などのホルモン異常があると、流産を引き起こしやすくなります。

2.子宮の形態異常
双角子宮、中隔子宮などの子宮奇形や子宮筋腫、子宮腺筋症による子宮の奇形が原因になることもあると言われています。

3.子宮頸管無力症
子宮の入り口である子宮頸管がゆるいため胎児を支えきれなくなり、流産を引き起こすことがあります。

4.染色体異常
夫婦のどちらかに染色体の異常がある場合、流産の原因になると言われています。

5.感染症
クラミジア感染症などに感染し、膣や子宮、卵管に炎症を起こしていると流産しやすくなります。

6.免疫異常
自己免疫異常や同種免疫異常など流産を起こす要因になると言われています。

7.内科の病気
糖尿病、膠原病、血液擬固障害などの内科の病気は、流産の原因になる場合があります。

不妊治療クリニックでも、習慣流産を繰り返しているケースで検査を勧められることがあります。
検査ですべてが分かるとは限りませんが、対処法があることもあります。

不育症の検査は、自由診療のため費用的な負担がありますが、高額な生殖医療(体外受精、顕微授精など)を検討されておられる方は、一度検査を検討してみるのもいいかもしれませんね。

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