卵子のライフサイクル

こんにちは。
先週から猛暑が続いていますね。全国でも熱中症で病院に搬送された方が多いみたいです。
水分をとり、適切に冷房を使うなど熱中症には気をつけましょう。

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さて、今日は卵子のライフサイクルについてお話をしたいと思います。

卵胞が成長する時期が卵胞期です。
月経周期ごとに十数個~二十個程度の卵胞が排卵周期に入り、成長を始めます。
途中までは同じように発育していきますが、そのうちホルモンに対して一番反応の良い卵胞が主席卵胞となり成長を続け、他の卵胞は退縮して、最後は体に吸収されてしまいます。

主席卵胞は他の卵胞よりもホルモンに対する感受性が良かったもの、大きかったものなどで、一番質の良い卵胞とは限りません。
時には中に卵子が入っていない空砲だったり、卵子に染色体異常があって胚分割が途中で止まってしまったり、妊娠が継続してももともと卵子に染色異常を持っていることで、流産となることもあります。

卵胞は、生まれた時すでに一生分が蓄えられていて、新しく作られることはありません。また、日々何もしなくても消失していき、その数は段々と減っています。毎月経周期ごとに排卵周期に入る卵胞数も十数個~二十個程度あったものが年齢を重ねるに従って数が減少していく傾向にあります。

卵子の成長には良質なたんぱく質が必要になります。赤身のお肉や卵などタンパク質を積極的にとるようにしましょう。

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