風疹大流行、妊娠前にワクチンを!

弊社のブログでもお伝えしていますが、今年に入って風疹の流行が拡大しています。
全国で風疹患者が1万人を超えたとのことです。

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風疹患者1万人超え、流行広域化の恐れ 首都圏から関西移行か

今年の全国の風疹患者数が累計で1万人を超え、1万102人となったことが18日、国立感染症研究所のまとめで分かった。9日までに全国から報告された患者数を集計した。全ての患者が報告対象となった平成20年以降では最も多く、患者が激増した昨年1年間の2392人を大きく上回った。

 3~9日の週に新たに確認された患者は速報値で517人。都道府県別では大阪(129人)が東京(82人)を上回り、鹿児島(34人)や宮城(8人)などは前週よりも新規患者が大幅に増えており、流行の中心が首都圏から関西など広域化している恐れもある。

 風疹は妊娠初期の女性が感染すると胎児が難聴や白内障、心臓病などの「先天性風疹症候群」になる恐れがある。患者は4分の3が男性で、20~40代が中心。一部の自治体では、妊娠を希望する女性や妊婦の夫らに予防接種の費用の助成を始めている。

記事にもあるように、妊娠初期で風疹に感染した場合、胎児の心臓や聴力などに障害が出る「先天性風疹症候群(CRS)」になる可能性があると考えられています。
妊娠中に風疹にかかった場合には、胎児への影響を恐れて中絶を勧められる例も少なくありません。

ちなみに体外受精の場合は、体外受精の2か月前までにワクチンを受けておくことが望ましいとされています。
妊娠を希望する女性は、早めに予防接種を受けておきましょう!

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