産婦人科内で遺伝カウンセリング、大分大

こんにちは。
母体から採血し、その血液を検査することにより胎児の染色体異常を調べることができる新型出生前診断が話題になっていますね。
大分大では、産婦人科内の遺伝外来で遺伝カウンセリングを行っているそうです。

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産婦人科に遺伝外来…大分大病院

大分大医学部付属病院(大分県由布市)は、産婦人科内に遺伝外来を設け、遺伝カウンセリングを受け付けている。妊婦の採血で胎児の病気が高い精度でわかる新型出生前診断の申請準備も進めており、実現すれば九州・山口・沖縄では4か所目となる。

 同病院によると、出生前診断が受けられるのは、国立病院機構九州医療センター、福岡大病院(ともに福岡市)、長崎大病院(長崎市)の3か所。

 同大によると、遺伝外来は4月に開設。医師は2人体制で、出生前診断の希望患者に検査内容などの説明や助言をするほか、遺伝性疾患についての相談も受け付けており、必要に応じて専門医療機関に紹介しているという。

 同科の川野由紀枝助教は「出生前診断を受けるか悩んでいる方は多いと思う。県内でもカウンセリングが受けられるようになったので、希望者は予約してもらいたい」と話している。

 予約や問い合わせは、産婦人科外来(097・586・6920)へ。

生まれる前に胎児の異常を検査することには、倫理的な側面から問題が指摘されることもありますが、生まれてくる子がどんな状態なのかを知ることで、母体への負担の軽減、専門家のカウンセリングを受けることにより子どもを迎える親としての心構えができるなど、メリットも多くあります。

こういった新しい医療の取り組みを上手に活用して、出産に備えることが今後はもっと広がるかも知れませんね。

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