テレビの見過ぎで精子が減少する?!

こんにちは。
今年は東京の桜の開花は平年より10日ほど早かったそうですが、弊社の近くでもあちこちで桜が開いているのが見られます。
夜はまだまだ冷え込むのですが、今週末はそろそろお花見ができそうですね!

さて、今日は、ニューズウィークに載っていたこんな記事をご紹介します。

TV_ semen

テレビが男の精子を殺す?

 先進国に住む男性の精子が減っていることに、研究者たちは20年ほど前から気をもんでいた。

 昨年末の研究でも、この事実に警鐘が鳴らされた。35歳のフランス人男性の精子数は、89年には1ミリリットル当たり平均7360万個だったのに、05年には4990万個に減っていたという。

 人類の種としての生存を脅かすような数字ではない(その心配は1ミリリットル当たり1500万個を下回ってからでいい)。ただしパパになるのは難しくなるから、望ましい傾向ではない。

 問題は原因が分からないことだ。高脂肪の食事、肥満、環境ホルモンなどが調べられたが、これまで確証は得られなかった。

 そんななか、学術誌のブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディスンに発表された論文が新たな有力容疑者を明らかにした。テレビである。

「週20時間以上テレビを見る男性は、ほとんど見ない男性より精子が44%少なかった」と、筆者の1人であるオードリー・ガスキンズ(ハーバード大学公衆衛生学大学院博士課程)は言う。「しかも軽めのものからきつめのものまで、運動を週に15時間以上行う男性は、5時間未満の男性より精子が73%多かった」

 テレビの影響は研究チームにも「驚きだった」と、ガスキンズは言う。被験者は18~22歳の若くて健康な男性ばかりだったし、ほぼ全員がWHO(世界保健機関)の定める正常範囲の精子数も持っていた。

 被験者には食生活についても聞き、「加工食派」と「健康食派」に分けて比較した。すると精子数の差は食生活の違いによるものではないことが分かった。「今回の結果は食事や肥満度、喫煙とは無関係だと考えられる」と、ガスキンズは言う。

 反響は上々だ。「素晴らしい論文だ」と、ルイジアナ州立大学教授(予防医学)のティム・チャーチは言う。「体を動かすと血行が促される、精神に良い、自律神経のバランスが良くなる、または単に健康全般に良いなど、この研究結果が納得できる理由はたくさんある」

 チャーチはさらに付け加える。「被験者が30歳なら、もっと大変な結果が出るだろう。ダメージの蓄積した時間が長いから」

 その点は1~2年で分かる。ガスキンズはもっと年上の男性を対象に追跡研究を始めている。

不妊の原因の半分近くは男性に原因がある、という説もありますが、テレビばかり見ている方は、要注意です。
妊活中の女性にも適度な運動は必要なことですが、男性側にも、同じように健康的な生活が求められます。
思い当たる方は、テレビの見過ぎにはお気を付けくださいね。

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