乏精子症ってなに!?

こんにちは!
いよいよ今年もあと2週間となりました。
本当に時間が過ぎるのは早いものです。

さて今日は乏精子症について、書いてみたいと思います。
以前から弊社ブログで書いておりますように、不妊の原因の45%~50%は男性側に原因があると言われております。この男性不妊の理由の一つとしまして、乏精子症というものがあります。

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乏精子症とは精液中の精子の濃度が低い状態のことを言います。
WHOの基準によれば、精液1ml中に精子数が2000万個未満の状態をいいます。
精子濃度が100万個/ml以下の重症度の乏精子症では、自然妊娠の可能性が極端に低いことになります。

正常精液所見 (WHO 1999)
精液量   2ml以上
pH     7.2-8.0
精子濃度  2000万/ml以上
精子運動率 前進精子が50%以上あるいは高速直進精子が25%以上
精子形態  正常形態精子が30%以上

軽度の場合では人工授精が有効だが、それでも妊娠が困難な場合にはIVFやICSIが必要になってきます。
その他、精子運動率が50%未満の精子無力症、精液中に精子が全く見つからない無精子症などが男性不妊の原因になります。

男性も女性と同様に35歳を過ぎると急に生殖機能が低下する方が多いため、体外受精の前には精液検査を行うことをお勧めいたします。

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