iPS細胞で「本物の歯」による入れ歯の移植に成功!

おはようございます!
なでしこジャパンの活躍が連日報道されていますが、予想以上にすばらしい戦いぶりを見せてくれていますねー。
生き生きとプレーする、女性たちの活躍から目が離せません。
ぜひ今日の準決勝も突破してほしいです!

さて、今日はiPS細胞の最新の研究に関するニュースをお伝えします。

「本物の歯」で入れ歯=5本まとめて移植、再生-マウスで成功・東京理科大など

高齢化や事故で歯を失った人が、「本物の歯の入れ歯」の移植を受け、自分の歯が再生する-。夢の治療の実現を期待させる基礎技術が、東京理科大と東北大、東京医科歯科大の研究チームによってマウスで初めて開発され、12日付の米オンライン科学誌プロス・ワンに発表された。
 東京理科大の大島正充助教や辻孝教授らは、マウス胎児から歯のもとの細胞を採取し、歯の原型「歯胚(しはい)」の段階まで培養。プラスチックの型枠に4、5本並べて入れ、腎臓皮膜下に一時的に移植した。
 2カ月弱かけて大きさがそろい、エナメル質や象牙質、歯髄、歯根膜を備えて歯槽骨でつながった「再生歯ユニット」に成長させてから型枠を外し、歯を抜いた跡に移植した。1本移植した場合の詳細分析では、顎の骨と結合し、歯髄に血管や神経もでき、餌をかみこなせることが確認された。
 人間の場合は、歯のもとの細胞をどのように準備し、体内や試験管内でユニットまで成長させるかが課題。移植に伴う免疫拒絶反応を避けるには患者自身の細胞が望ましく、少年なら親知らずの歯胚、大人なら皮膚細胞に遺伝子群を導入して作る万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を利用できる可能性がある。

当ブログでも度々お伝えしていますが、iPS細胞の応用により、自分自身の細胞から臓器を再生することが可能になれば、様々な医療の可能性が広がります。
弊社でサポートしている代理出産などの不妊治療も、もしも病気で失った子宮をiPS細胞で再生することができれば、不要になるかもしれないのです。
こういった技術の研究が進み、病気で苦しむ人が救われることを、弊社は願っております。

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