月経前にみられる体と心の変化とは?

みなさん、おはようございます。
天気の良い日が続いていますが、まだまだ風が冷たく感じますね。

今日は、女性の体にとって大切な役割の一つ、月経ついてお話させて頂きます。

皆様の中で、月経の前になると体の調子が悪くなったり、憂鬱な気分になる方はいらっしゃいませんか?

depression


月経とは、卵胞刺激ホルモン、エストロゲン、プロゲステロンなどのホルモンの働きと密接な関係があります。
実は月経前の体の中では複雑な変化が起き、それらによって身体的・精神的症状が現れることがあるのです。

月経前にみられる症状に次の様なものがあります。
代表的な症候群の一つに月経前症候群(PMS)があります。

これは、月経の1週間くらい前から起こり、月経とともに消滅するものです。
イライラ、のぼせ、下腹部痛、腰痛、頭重感、怒りっぽくなる、頭痛、乳房痛、落ち着かない、憂鬱、むくみ、体重増などがあります。
対処法としては次のようなの方法が効果的と言われています。
・光に当たり、生活のリズムを整える。
・ストレッチ、ウォーキングなど体を動かす有酸素運動を心がける。
・刺激物を避け、3食きちんと食べる。
・つらい時は無理をしない。

これらの症状を聞くと、ご経験のある方も多くいらっしゃると思います。
また類似疾患としては、月経前不快気分障害(PMDD)という病気があります。
これは、精神的症状が強く表れるものです。
主な症状としては、月経前に落ち込みや、わけの分らない絶望などで、うつ病に匹敵する程重く、社会生活に支障が出る事もあります。
このような症状により、ひどいめまいや眠気で、起きれない程の重度の症状の方もいらっしゃいます。

月経前の体の変化にともなうこれらの症状がひどい場合は一度、医師の診察を受けてみられてはいかがでしょうか?
残念ながら、完全な治療法は現在のところありませんが、効果的な対処療法により、多くの方々は改善がみられるということです。

女性にとって月経は憂鬱な日々でもありますが、少しでも快適に過ごして頂ければと思います

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