日本だけ置き去り?深刻な「ドラッグ・ラグ」

おはようございます!
本日、羽田空港の新国際線ターミナルと4本目のD滑走路が開業しました!仕事柄出張が多いので、都心に近い羽田からの国際便を待ち望んでおりました。新ターミナルには、空港では初めて最新型のプラネタリウムを導入した「プラネタリウム&カフェ」もあるとのこと、羽田利用の際にはぜひ行ってみたいですね!

LABO

さて、みなさんは「ドラッグ・ラグ」という言葉、ご存知ですか?
新たな薬物が開発されてから、治療薬として実際に患者の診療に使用できるようになるまでの時間差や遅延のことをいいます。また、他の国や地域における使用の承認からの遅延を指して使われることもあります。

欧米で開発・発売された新薬が日本で使用が認められ発売されるまでには、国内での治験実施と審査などのため、非常に長い時間がかかります。

欧米との発売時間差は約2.5年とも言われており、この日本と欧米との新薬承認の時間差、あるいは、海外で新薬が先行販売され、国内では販売されていない状態のことを、「ドラッグ・ラグ」と呼びます。

医薬品の最初の発売国から自国で販売するまでの平均期間は、アメリカ、イギリス では約1.4年、タイ、シンガポールでは約3年ですが、日本では約3.9年かかるという調査結果もあります。

この時間差の存在により、日本の患者は欧米の患者より治療が遅れたり、それによって手遅れになったり、また、治療に間に合わず亡くなる患者もいます。

弊社はインドでの代理出産、韓国での卵子提供という、海外での不妊治療をご提供しておりますが、海外での不妊治療事情を見るにつけ、日本の遅れを痛感します。

海外では一般的な薬も、日本ではまだまだ使えないという現状があります。また、海外では不妊治療の一手段として受け入れられている代理出産、卵子提供といった方法そのものに関しても、日本では認知度が低く、議論そのものがタブーといった風潮があるのは、本当に残念なことです。

弊社では、これからも不治療の分野だけでなく、国内の医療では報われない方々のお手伝いをしていくことを目指しています。
今後とも、どうかご声援よろしくお願い致します!

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