子供を産み、育てやすい社会へ

おはようございます!
昨日は終日雨で、残念ながら中秋の名月は見られませんでしたね。
一雨ごとに秋が深まる季節、気温も急に下がってきますので、皆さん風邪など引かないようにご注意ください!

さて、弊社は、インドでの代理出産、韓国での卵子提供をご提供しているエージェンシーですが、毎日いろいろなご事情を持ったご夫婦からのご相談を受けます。

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ロキタンスキー症候群で、ご自身ではご出産を行うことができない方。
妊娠してからご病気が分かり、泣く泣くお子様を諦めざるを得なかった方。
何年も不妊治療を受けながら、お子様を授かることができず、卵子提供を希望される方。

いろんな方がいらっしゃいますが、皆さんに共通しているのは、お子様を望まれる、とても切実な気持ちです。

先日の野田聖子議員の卵子提供による妊娠公表により、マスコミやネット上でも卵子提供に関する話題が多くが取り上げられていましたが、こういった非難も多く見られました。

「自分の子どもができないなら、養子をもらえばいい」
「私だったら、自然にできないなら諦める」
「そこまでして子どもを作るのは単なるエゴだ」

これもひとつの意見です。でも、そんなに簡単に非難できるものでしょうか?
人として、女性として、「家庭を持ちたい」「母親になりたい」という希望を持つことは、大それた欲求でしょうか?自分で自然に妊娠し、出産ができれば、そのほうがよいのは当然です。
しかし、世の中には、どうしても、それが叶わない方々がいます。そういった方々に対して、「諦めろ」という権利は、誰にもないはずです。

野田議員の手記には、養子をもらうことを検討したものの、養子をもらうには様々な制約があり、結局諦めざるを得なかったことも書かれています。自分で子どもを生むことができないなら、子どもを諦めざるを得ない社会が、今の日本です。

私たちは、インドでの代理出産、韓国での卵子提供により、この日本でお子様を授かることができない方々がお子様を授かれるよう、お手伝いをしています。海外では、代理出産・卵子提供といった方法は、不妊治療の一手段として広く認知されており、弊社が提携している病院でも、代理出産・卵子提供という方法により多くの方が赤ちゃんを授かっています。

いろんな事情を持った人が、いろんな思いを抱えながら、代理出産・卵子提供という方法を選択しているということを、単に非難するだけでなく皆さんに考えて欲しい、と思います。野田議員が卵子提供を公表したことにより、生まれてくるお子さんを育てる上でも、様々な困難があるに違いありません。しかし、勇気を持って卵子提供による妊娠であることを公表した彼女のお子さんが成長していく上で、差別を受けたり阻害されたりするような社会であってはならないはずです。

私たちは、日本が、子供を産み、育てやすい社会になることを、願っています。

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