採卵ってどうやるの?

おはようございます!

タイのバンコクにおいて日本人カメラマンの村本博之さんが亡くなられてニュースがずっと報道されております。
昨日タイの友人に連絡すると未だ警戒態勢が続くと、言っていました。
1992年に44人が銃殺されたこともありますので、タイへの渡航をさけると共に、もし渡航された場合でも、赤い色の服を着ないことをお勧めいたします。

さて、今日は採卵に関して。
お客様から良く受ける質問のひとつに、「採卵ってどうやるの?」というものがあります。

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採卵とは、卵巣刺激によって大きくなった卵巣内の卵胞を針で刺し、中にある卵子を卵胞液ごと吸引して試験管の中に採取することを刺します。 経膣超音波で観察しながら、膣の方から長い針で卵胞を穿刺して、 吸引し卵子を取り出します。 採卵方法として、腟から採卵針を超音波で確認しながら行う方法が一般的です。
 
卵子は卵胞の卵胞液の中にありますが、これを採取するため卵胞に細い針を刺して、数mlの卵胞液を吸引します。卵子はその中に含まれており、卵丘細胞に包まれています。吸引された卵子は顕微鏡で確認後、培養液の中に移します。
 
採卵に使う針も研究・開発がなされ、現在では体へ傷つかないよう工夫されています。この研究・開発の結果、採卵時における出血などは減少しています。
 
麻酔の使用は、病院によりまた治療方法により異なっています。排卵誘発の方法により全身麻酔を行うところもあれば、無麻酔にて採卵を行うところもあります。また、局所麻酔(キシロカインスプレーや坐薬)などを使用しているところも多くあります。
 
採卵を行う前に主治医に事前に相談しておく必要がありますが、無麻酔で採卵した患者さんの中には、痛みを感じなかったという方もいますし、採卵を行う医師の技術、使用する採卵針などにより感じる痛みは個々それぞれですので一概にはいえません。
 
採卵の際、組織に針を刺しますので、一番多いリスクは、出血です。採卵後、安静にして出血の有無・血圧や心拍・その他に痛みなどの問題がなければ、帰宅できます。出血が多い場合は、入院安静が必要な場合もあります。
採卵のもうひとつのリスクは全身麻酔です。全身麻酔は体への負担も大きく、採卵後も安静時間が長くなります。全身麻酔か局所麻酔を使用するかは病院によって異なりますが、全身麻酔の場合は、局所麻酔や坐薬に比べリスクは高くなります。

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