ひとごとではない「無縁死」-若い世代にも広がる不安

おはようございます!
週末は、お花見に出かけた方も多いのではないでしょうか?
私は花見がてらに久しぶりに近所の公園にランニングに行きましたが、日頃の運動不足がたたって、今日は筋肉痛になっています。。。
でも、花や緑を見ながら外で体を動かすのは、とても気持ちよいですね!

週末NHKで、日本の「無縁社会」化を取材した番組が放映されていました。
日本では、現在誰にも看取られることなく「無縁死」するひとたちが、年間3万2千人もいるといいます。
生前から自分のお墓を自ら準備する単身の高齢者をターゲットにした共同墓地サービスや、保証人サービス、電話で話相手をする話し相手サービスなど、「無縁ビジネス」が最近盛んになっていることが紹介されていました。
番組のなかでは、高齢者のみならず、30代の働き盛りの世代のひとたちが、「自分も無縁死するかもしれない」と将来を憂う声も取り上げられており、若い世代にも無縁死に対して不安感を持つひとたちが少なからずいることに、驚かされました。

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奇しくも同じ日に、内閣府の「高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査」で独居高齢者の64.7%が孤独死を身近に感じているという結果を目にしました。

独居の高齢者「孤独死、身近に感じる」6割 内閣府調査

大家族が当たり前だった昔の日本だったら、こんな不安はなかったでしょう。大家族から核家族へ、核家族から単身世帯へ、という家族規模の縮小が特に都会では顕著ですが、その結果「無縁死するかもしれない」という不安を人々に抱かせる社会になったのであれば、これは良い変化ではなかったに違いありません。高齢者が自分の墓をどうするか、自分の葬儀をどうするか、と自ら心配しなければいけないような社会、そしてまだ働き盛りの若い世代が自分が無縁死することを予感するような社会は、決して人を幸せにする社会ではないでしょう。
昔と違って、家族も持たず、人と関わらなくても暮らして行ける現代は、一見自由になったようにも見えます。しかし、人によって幸せの尺度は様々ですが、最後に看取ってくれる家族もいないような人生は、あまりにも寂しすぎる、と番組を見て感じました。

人が人間らしい生活を送る上で、生活を共にする家族を持つ、ということは、最も大切な、素晴らしいことだと思います。私たちは、お子さんを望むご夫婦が新しい家族を持てるよう、出来る限りのサポートをしております。弊社にはこれまで日本国内では治療を受けられず、お子さんをあきらめざるを得なかったご夫婦が、たくさんご相談にいらっしゃいます。弊社のミッションにも書いておりますとおり、弊社では、今後も日本の医療制度で救われない日本人患者のサポートに、誠心誠意取り組んで参ります。どうかご声援、よろしくお願い致します。

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