偏見の多い日本社会

コーディネーターのお仕事をしていますと、日本でいまだ代理出産や卵子提供に対する偏見が数多くあることを思い知らされます。

代理出産や卵子提供は、何も楽をしようと行うものではありません。
病気により長年苦しんでおられる方が大半です。
彼女達ご夫婦は、代理出産や卵子提供を使わないで良いものなら、もちろん使わないで子供を授かりたいと誰よりも思っています。
ですがそれが適わないため、医療としてきちんと確率され、違法でも何でもない代理出産や卵子提供という方法で子供を授かるわけです。
そこには何も不純な思いはなく、自分達のお子様をその手の中で抱きたいと望む、人としての当然の権利なのです。

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インターネットで「代理出産」と検索しますと、今でもとても酷い記事を書かれている方が多くおられます。

いつも疑問に思うのですが、このような酷い記事を書かれている方は、子供を産めない方の苦しみをどれほど理解されているのでしょうか?
またこのような方々は実際に何人の代理母とお会いし、このような記事を書いているのでしょうか?

とても危険なことは、知識が少なくその場の経験も無く、マスコミの記事と自分の判断だけで、知らない分野に対しても批判することです。
酷い記事を書かれている皆さんは、まず患者さんや代理母、医師とお会いして、状況を把握してから記事を書くべきです。また何より人の苦しみをしっかりと理解してから、それでも批判するなら批判すべきだと思われます。

人としてこの世に生まれたのですから、授かれるものなら、誰にとっても子供を授かりたいと望む権利はあるのではないでしょうか?

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