養子縁組という選択肢

普段、お子様を望まれている女性からよくこういう声を耳にします。
「もし子供ができなかったら、養子縁組でも引き取ろうと思ってる。」

こういう考えはとても素晴らしいと思います。
自分で子供を産むというだけが幸せではなく、もしそれが出来なかった場合、他の選択肢でも幸せなるということが大切なのです。

foster-mom-child

ただいつも気付くのですが、そのようなことを言う方の多くは、実は養子縁組の難しさを知らず、養子縁組なら大した苦労もなく子供を授かれると思われていることに、とても懸念しているのです。

多くの方が不妊治療を諦めるのが40歳過ぎになります。
残念なことにお子様を授かることが出来ない場合、それから養子縁組を実際に調べ始める方が多くいるのですが、養子縁組には厳しい年齢制限があるのです。

養子縁組で有名な民間団体に「輪の会」という組織があります。
http://homepage3.nifty.com/wa-no-kai/
例えばこちらでは、夫婦共に40歳未満ということが年齢条件になります。
このような場合、40歳まで不妊治療をした後、養子縁組を望んでも手遅れになるのです。

その他にも養子縁組には厳しいルールがあります。
■夫婦のどちらかが専業主婦(主夫)にならなければならない。
■子供に対する条件はつけられない。(年齢、性別など)

このようなことから言える事は、お子様を授かる選択肢を前々から幾つか持ち、それぞれに対す必要条件、詳細なプロセスなどを何年も前から確認し、早々に準備していくことが大切です。

 

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