私達は子供を授かるという願いが叶えられて、「本当にしあわせです」

私達夫婦は晩婚だったこともあり、なかなか子供を授かれずにいました。
養子縁組のために里親研修を受け、資格も得て連絡を待ちましたが、時間だけが過ぎました。

国内での不妊治療として人工授精から顕微授精の段階を経て
4年ほど続けましたが、着床して流産が1度、それ以外は着床に至らない残念な結果でした。

代理出産や卵子ドナーについては、米国での施術があることを調べて知っていましたが、費用的に見ても私達にとっては夢のような金額で、更に施術期間なども併せて考えると、無理であることは明らかでした。
また、顕微授精は非常に高額で、失敗を繰り返すうちに精神的にも金銭的にも私達には限界が近づいていました。

メディブリッジのことを見つけたのは、そのような状況での偶然でした。
たしか、「米国 代理出産」の検索結果一覧を眺めた中に、「インド 代理出産」を見つけた直後だったと思います。

米国での施術が無理な私達にとっては、最後の希望と思って問い合わせ、面談の場に赴きました。
説明を伺いながらも、最初は不安で一杯だったのですが、他に頼れるものもありませんでしたので、それこそ最後の最後という思いで、プログラムへの申し込みを行いました。

私達の場合は、卵子提供ボランティアのリストから私達の希望に合った方を選んで卵子の提供を受け胚移植するという内容でした。

私は一度の渡韓、家内は二度出向きましたが、スタッフの方達の応対は日本においても、現地においても非常に丁寧かつ親切で、海外経験の少ない私達にとっては本当に心強く、安心できるものでした。

胚移植後、家内が帰国してからも、祈るような毎日が続きました。

その後も微量な出血で、はらはらしたりしましたが、病院で着床が確認された時は、心からほっとしたことを今でも覚えています。

着床確認の後も、夜間に出血があり、当初は流産してしまったものと落胆し、病院に駆け込んだことがありました。
子供が無事と聞いたときは、病院の椅子に座り込んで動けないほどの安堵でした。

家内は震災の頃を含めて、妊娠期間の大半を入院して過ごしましたが、4月に無事出産を終えました。

私達は子供を授かることが出来たという喜びに重ねて、幸運にも男の子と女の子の双子に恵まれました。

子供達は6ヶ月になったところです。早産だったため、産まれてきてからも心配事は絶えませんが、元気に育っています。

平日は家内がひとりで双子の世話をしていますが、想像の範囲を超える大変な状況です。
双子そろって延々と泣き止まず、本当に切ないときもあります。
子育てを楽しむという状況にはほど遠いのかも知れません。

それでも、私達は子供を授かるという願いが叶えられて、「本当にしあわせです」。

メディブリッジの皆様と、お医者様達には本当に感謝しています。
日本における生殖補助医療への議論は様々ですが、今回、メディブリッジのお世話になれたことは、私達夫婦にとっての福音であることに間違いありません。

最後に、メディブリッジの皆様へ。
私達夫婦がこの幸せな結果を得られたことは、ひとえに皆様のおかげです。
改めて、心からお礼申し上げます。
これからも、多くの方達に幸運の扉を開いていただけますよう、皆様のご活躍を願ってやみません。