ケンブリッジ大学の研究結果

こんにちは、6月頭から台風が例年より多めに発生していますね。
本日はケンブリッジ大学が発表した研究結果について紹介します。

生殖補助医療(卵子提供または精子提供、あるいは代理出産)によって生まれた子どもたちと、自然に生まれた子供たちの間で、心理的幸福や家族関係の質に差がないことが判明しました。
しかしながら、子どもの生物学的起源について早い段階で(就学前に)伝えることが重要であると示唆しています。

出自について子どもに伝えた親のほとんどが子どもが4歳までに伝え、子どもがそのことについてうまく受け止めたことがわかっています。
また、家族関係に問題があると答えた母親は7歳までに出自について伝えた家庭で7%に対して7歳以降に出自について伝えた家庭で22%に上りました。

7歳になる前に自分の出自について聞かされていた若者は、親の受け入れ(自分に対する母親の感情に対する若者の認識)、コミュニケーション(話を聞いてもらっていると感じる程度、自分の心の中で何が起こっているかを知っているか)といったアンケート尺度で、わずかにプラスのスコアを獲得した。家族に優しくし、質問に対する正直な答えを得ることができます)、そして心理的な幸福。また、家族関係のアンケートで問題を報告する可能性も低かった。7歳以降に告げられた若者の 50%がそのような問題を報告しているのに対し、7歳以前に告げられた若者では 12.5%のみに当てはまります。

https://www.cam.ac.uk/research/news/assisted-reproduction-kids-grow-up-just-fine-but-it-may-be-better-to-tell-them-early-about

7歳になる年は日本ではちょうど小学1年生になる年になります。
子どもは小学校に入学するという大きな変化がある年だと思います。
伝えるのであればやはり、ある程度ものがわかってきてから伝えることが良いのではないかと考える方もいらっしゃると思います。
しかし、子どもの心理的幸福と良い家族関係について考えるのであれば、幼い時から開示していくことが重要になるようです。

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