不妊治療中のワクチン接種

コロナウイルスに対する配慮が欠かせない日々が続いていますが、既に感染しているのではないか、知らずに濃厚接触者になっているのではないかなど不安なことが様々あることでしょう。
今の時代、SNSで素早く情報をキャッチできる反面、その情報が正しいのかわからないことが多いですよね。
このような情報を見たことはありませんか?

“妊娠前にワクチンを打つと不妊になる”

“妊娠中にワクチンを打つと流産する”

一時、SNSなどでは新型コロナウイルスのワクチン接種と妊娠の関係について、さまざまな情報が拡散しました。

日本産婦人科学会の発表でも、外国のデータでも、一般的にも、ワクチンの妊娠に対する影響はないと言われています。

▼不妊治療中でもワクチン接種のタイミングはいつがいいのかを担当の医師とよく相談すること、

▼もしくは治療前の検査の段階でワクチンを接種することが望ましいということです。

妊婦の新型コロナウイルス感染は妊娠していない同世代の女性と比べ症状が重くなる傾向があると国立成育医療研究センターなどの研究グループが発表しています。

https://www.nhk.or.jp/yamagata-blog2/300/456950.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220119/k10013437681000.html

NHK記者特集より

ワクチンを接種してからすぐに不妊治療を進めるというのは難しいのかもしれません。
しかし、自分の身を守りながら胎児を守るためにもワクチン接種の必要性を感じます。