受精卵検査数の大幅拡大

みなさんこんにちは。弊社メディブリッジの卵子提供や代理出産プログラムでは着床前診断を行うか、そうでなしないかとご選択していただくことが可能です。

着床前診断 実施拡大

ご選択いただく着床前診断は、22本ある常染色体と性染色体1本を全てスクリーニングして数の異常をスクリーニングします。たとえば、卵子提供プログラムでは、20代の女性より提供を受けた卵子と精子を授精後の受精卵の染色体をスクリーニングすることとなりますが、20台の女性の卵子とはいえ、やはり染色体の数の異常は発生します。

染色体の数に異常がある胚を移植したとしても、着床することが難しかったり、着床できたとしても妊娠継続が難しかったりするわけです。

着床前診断を行うことで、染色体数に異常のない胚を移植することが可能となり、結果、着床率を上げ、また、妊娠継続率も上げることが可能となるといえるわけです。

弊社で行っている着床前診断は次世代シークエンサー法(NGS法)です。生検した数個の細胞を何万倍にも増殖させ、一気にすべての染色体情報をスクリーニングして数の異常を確認します。ご夫妻の希望があれば、検査対象胚がある限り、どなたでも検査を受けていただくことが可能です。

しかし、日本では海外のような状況にはありません。希望すれば誰でも検査を受けれるというものではないのです。

しかしこのたび、日本では以下のような方針となりました。

“日本産科婦人科学会は7日、体外受精した受精卵の染色体の数を全て調べ、異常がないものを子宮に戻す検査「着床前スクリーニング」の臨床研究について、対象者の条件を緩め、数千人規模に拡大した本格的な研究を来年から始めると発表した。

検査には「命の選別」との批判がある。学会は実施を禁じてきたが、流産率を下げる効果の有無などを調べる臨床研究に限って解禁。本格研究に先立つ小規模研究では、4施設が約80人で実施し、比較のため検査を受けず移植するグループも設けた。

本格研究では施設数は数十以上になる見通しで、3500人以上を集める。研究に参加する条件のうち、対外受精に失敗した回数は3回以上から2回以上に緩和。費用は参加者が負担し、比較のためのグループは設けない。” 
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019120700540&g=soc

着床前診断の実施条件が緩和されるとはいえ、数千人規模です。
1年間に生まれる赤ちゃんの数は95万人程ですので、希望して検査を受けれない方の方が圧倒的に多いわけです。

海外の環境と比べると、どうなのでしょうかね。

生命の選別につながる、確かにそうなのでしょうが、そんなことを言っていると日本の医療は衰退するしかないような気がしてなりません。
日本の医療を守るためには、もう少し柔軟に考えないといけないところがあるはずと思います。

弊社では卵子提供プログラム、代理出産プログラムをご案内しております。

ご検討の方はぜひ以下よりお問い合わせください。


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