クラミジアワクチン開発、予備臨床試験で有望な反応

こんにちは。
皆様お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。
台風の影響で、各地で甚大な被害が出ているので心配です。

vaccine

さて、本日はクラミジアワクチン開発についてのニュースです。
妊娠を考える方々にはとても大事な情報でございます。

そもそもクラミジアとはなんなのでしょうか。

一言で説明すると、性感染症(STD)です。
女性ではおりものが増えたり、痒みを生じたり、おりものの匂いがきつくなることがあります。稀に、無症状のこともあります。
男性では尿道に膿や痛みを生じることがあります。
世界保健機関(WHO)によると、細菌性の性感染症の中では最も一般的で、世界中で毎年1億3000万人が感染しているそうです。

女性の6人に1人がこの細菌に悩まされているとされています。
妊娠前の女性がクラミジアに感染していることに気づかず、治療をしない場合には、不妊の原因になることもある「骨盤内炎症疾患」と呼ばれる、痛みを伴う感染症を引き起こすことで知られています。
弊社でもドナーとして選ばれた方には、性感染症の検査を受けていただきますが、クラミジアの陽性反応が出た方は、すぐに治療をしていただきます。

妊娠中にクラミジアに感染すると、流産や死産、または早産などのリスクが高まります。

世界的には15~49歳の女性の4.2%、男性の2.7%が感染しているとみられている。また、クラミジアに感染していると、淋(りん)病やエイズウイルス(HIV)にも感染しやすくなるとされる。
これまで各国のクラミジア感染症対策は、安価な簡易検査と効果の高い抗生物質治療が存在するにもかかわらず、国際的流行の抑制におおむね失敗している。

論文の主著者で、デンマークの国立血清学研究所(Statens Serum Institut)のヘレネ・ユエル(Helene Juel)氏は「このワクチンが市場に出るまでには、まだ何年も研究を重ねなければならないが、われわれは研究の次の段階を計画している」と話した。(c)AFP/Marlowe HOOD→https://www.afpbb.com/articles/-/3239680 参考

妊娠・出産の準備をされている方は、こういった知識も持っていたいですね。

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