不妊治療と多胎妊娠

こんにちは
本日の東京は過ごしやすいですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

多児妊娠

不妊治療を行うと双子や三つ子など多胎妊娠の確率が高まると言われています。自然妊娠の多胎出産率が1%に対し不妊治療では15~20%とその差は最大20倍となるそうです。確率が高まる要因としては、まず排卵誘発剤の使用があります。排卵誘発剤を使用することで同時にたくさんの卵が育ち、タイミング法でも人工授精でも複数の卵子が排卵され受精する可能性があります。また、体外受精で妊娠率を上げるため複数の受精卵を子宮へ戻していますので2つ以上着床すれば多胎になります。

多胎妊娠のリスクとしては、以下があげられます。

  • 産前産後にわたる母体と胎児への負担
  • 胎児への栄養供給バランスの不均衡が生じる
  • お互いの臍帯が絡まり合う

現在においては、不妊治療の世界的な流れとして、極力、単胎妊娠を目指す治療にシフトしているようです。

流産率の観点からみますと、自然妊娠であっても母体の年齢が高ければ15~20%、若い場合で10%の流産率がありますが、多胎だからといって流産のリスクが上がる事はなく自然妊娠と同じです。

本日は不妊治療と多胎妊娠お話しさせていただきましたが、多胎出産の大変さはありますが、その分楽しみも多いはずですよね。

記事が良いと思われましたら是非 クリックを ブログ村代理出産卵子提供

Copyright:c  2008-2018 MediBridge Inc. All Rights Reserved

 

前の記事

治療で使うお薬について
カテゴリー
不妊治療