妊娠前の風疹抗体検査

みなさん、こんにちは。
本日11月11日はポッキーの日だそうです。
さて、妊娠をする前に、とても大事な検査があることはご存知でしょうか?
昔、子供の頃にかかりがちな風疹ですが、現代では大人〔特に男性〕の感染が見られています。
子どもとは異なり、大人で感染すると重症化することがあります。

vaccine

では、なぜ風疹抗体検査が”妊娠する前”に必要なのでしょうか?

>免疫のない妊娠初期の妊婦が感染すると、胎児にも感染して、「先天性風疹症候群(CRS)」になる心配があります。難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障がいをもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。
(これらの障がいを先天性風疹症候群といいます。)
妊娠前、とくに子どもの時に感染したり、予防接種を受けていて抗体がしっかりできていればいいのですが、抗体は時間がたつと徐々に低くなります。
また、まれにワクチンを接種しても抗体ができにくいタイプの人もいます。
ですから、妊娠を希望される方に検査をして、風疹感染への状況を判断するために抗体を調べます。

弊社の卵子提供プログラムで移植を希望されるクライアント様は、移植2ヶ月以上前から風疹抗体検査をして頂き、抗体がない場合には、ワクチンを接種することを推奨しております。

検査は、内科・婦人科で受けられるので、もし検査を受けていない場合は、ご妊娠前に検査をしてみてくださいね。