卵胞数と採卵数はなぜ違うのか?!

みなさん、こんにちは。
朝はずいぶん秋を感じる気候になりましたね。
食欲の秋がどんどん近づいてきましたね!
さて、本日は卵胞数と採卵数について書きたいと思います。

卵胞数と採卵数

採卵に向け、超音波エコー(以下エコー)で診察しているのは、卵巣の中の卵胞数の数と大きさです。
卵胞の中は「卵胞液」で満たされており、その中に卵子があります。
そのため、エコーで直接卵子を見ることはできず、実際の卵子の数や卵子の質までを診察することは難しいのです。
卵胞の大きさは、卵子の成熟度の「目安」にはなるそうですが、確実な採卵数の指標ではないのだそうです。
卵胞の中に卵子が入っていなかったり、卵胞が未熟で卵胞壁から剥がれず採卵できないということもあり、実際の採卵数はエコーで確認できていた卵胞数より減ることがあります。

逆に、エコー下で卵胞が重なって映ってしまったりすると、実際の採卵数はエコーで見えた卵胞数より多くなることもあるそうです。
しかし多く採卵できると、その質に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

採卵数と卵子の質の低下についての相関性を明確に示すデータはなかなか見つかりません。
しかし、年齢に応じ、排卵誘発と成熟卵子低下の関係性は否定できないとの見解もあるようです。
つまり成熟卵が多く採卵できた場合に、その数が多いということが直接卵子の質の低下と結びつくという明確なデータは示されていないということになるようです。

さらに胚盤胞まで分化するか否かは、卵子の質だけではなく精子の要因も大きいとされています。
胚盤胞まで培養でき(かつ着床前診断で移植可能胚と判断され)た胚は、一般に高い着床率が期待されます。

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クライアントの方の中には、その採卵数をきいて驚かれる方も少なくありません。

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