精液検査の内容って?

こんにちは。
本日はとても春らしい暖かな陽気ですね。

【 #いきものtweet -アカハライモリ】


さて、本日は精液検査についてお話をしたいと思います。
不妊治療を開始すると、ほとんどの場合で最初に精液検査が行われるかと思いますが、検査の結果精子側に不妊の要因があると判明することも少なくありません。一般的にはどういった項目が検査されるのか、以下に書いてみます。なお、カッコ内にはWHOが定める基準値を入れてご紹介します。

<精液検査項目>
精液量: (1.5ml以上)
射精された精液の量についてです。精子量が少ない場合にも、精子濃度があればあまり問題にはなりません。

pH:(7.2以上)

ペーハーです。

精子濃度:(1ml中に1500万以上)
採取された精液に対する精子濃度をみています。

総精子数:(1ml中に3900万以上)
精液中の精子数ですが、こちらが3900万未満の場合には乏精子症と診断されます。

精子運動率:(40%以上)
全体でどのくらいの精子が運動しているかを示しています。

正常形態率:(4%以上)
正常な精子の形をしている精子が全体のどのくらいの割合であるかを示しています。現代の日本人はこの数値が低いことが多いそうです。

如何でしょうか?精子について検査を行うことは、男性からすると少し抵抗があるかもしれませんが、不妊の原因は女性側にも男性側にも考えられます。例えば結婚前の独身男性であっても、ご自身の状況を知っておくためにブライダルチェックなどで検査を行うと良いのではないでしょうか。

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