子宮内膜症の関連遺伝子発見!

おはようございます!
暑い毎日が続いていますが、そろそろ花火大会や夏祭りの季節ですねー。
弊社オフィスがある銀座のデパートの浴衣売り場も浴衣を選ぶ女性たちで連日にぎわっていますが、先日街で浴衣姿のお嬢さんを見かけました。下駄履きで紺の朝顔柄の浴衣姿がなんとも涼しそうで、素敵だなー、と見とれてしまいました。日本の夏は浴衣とうちわが似合いますね。

さて、今日は、子宮内膜症に関連したニュースを。

0708


子宮内膜症の関連遺伝子発見=原因解明に期待―東大など

不妊につながる場合がある子宮内膜症の関連遺伝子を発見したと、東京大と札幌医科大、慶応大、理化学研究所の研究チームが4日、米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
患者約1900人の全遺伝情報(ゲノム)を健康な約5300人と比較し、患者に多い遺伝子の変異を網羅的に調べた成果。研究成果は原因の解明や予防・治療に役立つと期待される。
この遺伝子「CDKN2BAS」は9番染色体にあり、DNAの一部配列が特定パターンだと、発症確率が約1.4倍高かった。同遺伝子は子宮で働いており、がんへの関与も指摘されている。
子宮内膜は子宮の内面を覆う粘膜で、妊娠しない場合、月経時にはがれ落ちて出血する。子宮内膜症は、同様の粘膜が子宮以外の卵巣などにも生じ、痛みや出血などの原因となる。

女性には大変身近な病気であり、不妊症を招くこともある子宮内膜症、原因が解明されれば、不妊症の予防にもつながります。有効な予防法の発見が期待されますね。