子宮の移植が可能に!?

こんにちは!
今日もすっごく天気がいい日になりましたね!
天気が良いものの、朝起きると、喉が少し痛みました。
そろそろ、加湿器が必要な季節になったということですね。

そうそう、昨日お話したインフルエンザの対策ですが、実はうがいというのは余り意味がなく、世界でも珍しい習慣なのです。理由は喉の奥や鼻の奥にもウイルスが付きますので、うがいではその部分が洗浄できず、一部分だけ行っても余り効果的ではないからです。
(私は喉がスッキリする感があるので、うがいは好きなのですが。。。)

インフルエンザの対策で有効な事は手を洗うことと、マスクです。手の洗浄はもちろん手に着いたウイルスを除菌することができ(インフルエンザウイルスは石鹸で簡単に死んでしまいます)、マスクは感染者がくしゃみや咳をした際に出されるウイルスを防ぐことができるからです。
是非、積極的なウイルス対策をされてはと思います。

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さて、話は変わりますが、子宮の移植が近々可能になりそうです。
もし可能になれば、子宮がんなどの理由で子宮を摘出された方に再度子宮が持てる可能性もでてきます。
子宮移植の記事は以下になります。

ウエストロンドンのハマースミス病院の婦人科外科医顧問、リチャード・スミス医師は、ロンドンをベースとしたメディカルチームがニューヨークおよびブタペストで、ウサギを使って子宮移植の研究を重ねた結果、これまでネックとされてきた子宮への規則的な血液供給を確保するという問題を解決したと主張しています。
同医師によると、より大型の動物実験に成功すれば、最短で今から2年後にはドナーから提供された子宮を移植した女性が妊娠できるとしています。

イギリスにおいては現在、妊娠可能な年齢の女性で、生まれつき子宮がない女性や疾病、ガンなどで子宮を摘出した女性は15,000人いるといわれています。これが子宮移植が可能になると、子供をもつために、代理出産あるいは養子縁組に加えてもうひとつの方法が提供されることになります。

手順としては、あらかじめ登録されたドナーの子宮とのマッチングが調べられ、ドナーが死亡した場合、子宮が生きているといわれる12時間以内に移植。移植された女性は他の臓器が拒絶反応を示すのを防ぐために免疫抑制剤を服用し、体外受精させた胚を着床。
妊娠に至れば帝王切開で出産ということになるということですが、免疫抑制剤などの投薬がガンや糖尿病、骨粗鬆症あるいは腎不全といった疾病を引き起こす可能性が大きいため、移植子宮は長くても2、3年で摘出されなければならないとスミスは述べます。
しかし、血液供給が確保できれば将来的には男性に子宮を移植、妊娠させることも可能だと専門家はいいます。

これまでに子宮移植は、2000年、サウジアラビアで26歳の女性に対しておこなわれたことがありました。移植そのものは成功したと報じられましたが、血液供給の確保に失敗。術後99日で摘出され、妊娠には至ってませんでした。

将来、子宮の移植により、お子様を諦められていた方にも、可能性が訪れるかも知れませんね。

注: 弊社のミッションの一つは、「日本の医療制度で救われない日本人患者のサポート」ですので、性転換に関しては扱っておりません

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