代理出産に必要な費用やその内訳について詳しく紹介

代理出産を検討している人で、

どのくらいの費用がかかるのか?
どのような費用がかかるのか?

といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。

本記事では、代理出産の費用相場、代理出産の費用が高い理由、代理出産費用がどんなことに使われているかなどについて詳しく紹介します。

本記事を最後まで読んでいただくと、代理出産でかかる費用がわかり、治療の計画も立てやすくなるでしょう。

代理出産の費用が気になる方はぜひ参考にしてください。

代理出産とは?

まず始めに、代理出産について簡単に説明します。

代理出産とは、第三者の女性(代理母)に受精卵を託し、ご本人様の代わりに妊娠・出産を行ってもらう行為を指します。

代理出産は、何らかの理由で自ら妊娠・出産ができない方が子供を持つために有効な手段であり、海外では不妊治療のひとつと位置づけられています。

代理出産プログラムでは、依頼者であるカップルの卵子と精子を用いて体外受精を行い、受精卵を代理母に移植し、妊娠・出産を行ってもらいます。

代理出産については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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代理出産にかかる一般的な費用

代理出産にかかる費用は、ケースごとに異なることが多いです。

依頼者の精子と卵子を受精させ、受精卵を作り、代理母の身体に移植し、胎児が育ち、出産に至るまでのプロセスの中で、個別のケースにより追加の費用が発生する場合があるためです。

例えば、1回の移植で妊娠出産できる場合と、受精卵を育てるのに何度も体外受精しなければならない場合では、費用が大きく変わります。

代理出産の発祥の地であるアメリカでの代理出産にかかる費用は、2000~2500万円程度です。

この金額に渡航費用や現地での医療費なども上乗せされます。

代理出産費用は、物価水準にも左右されるため、東欧での代理出産は、アメリカでの代理出産に比べて費用が抑えられる傾向があります。

代理出産の費用が高い理由

それでは、なぜ代理出産の費用は高いのでしょうか?

ここからは、代理出産の費用が高い理由について紹介します。

代理出産を行うには、代理母、代理母側のコーディネートを行うエージェント、生殖医療、産婦人科、依頼者側のエージェントなど多くの人や技術などが関わり、それぞれに経費がかかります。

さらに、代理母に支払う費用の中には、代理母の妊娠出産にかかる医療保険料・諸経費、代理母への報酬などが含まれます。

また、代理母の管理・連絡全般を行う代理母エージェンシーとの契約にかかる費用もあります。

その他、体外受精等にかかる医療費、代理母とのマッチング費用、海外での各組織のコーディネート費用、翻訳費、書類作成費、弁護士費用なども別途かかります。

現状、代理出産を行うには、海外で行うことがスタンダードであり、依頼者の海外渡航費や通訳費もかかってきます。

このため、代理出産の費用は高くなってしまうのです。

代理出産のメディブリッジでの費用について

高度医療を用い、代理母に協力に協力頂き「生命」を授かる画期的な医療が代理出産です。

このプログラムにより、世界中の不妊に悩む多くの人々が幸せをつかんでいます。

メディブリッジは、日本で代理出産を必要としているご夫婦の力に少しでもなりたいと考え、最先端医療の提供を最優先にしつつも、医療費を抑えて治療が受けられるような医療機関と提携しています。

アメリカで代理出産を行うと2500万円程度費用がかかるところを、メディブリッジは約1/3の費用でプログラムを提供しております。

支払い項目の例

  • 体外受精・胚移植医療費・検査費・技術料
  • 薬剤代金
  • 代理母謝礼・経費
  • 代理母医療保険掛金
  • 代理母生命保険掛金
  • 代理母登録機関手数料
  • 新生児用医療保険 掛金
  • 手続代行・コーディネート手数料
  • 通訳・翻訳費用
  • 付き添い費用
  • 弁護士費用
  • 親権申請費用
  • 出生証明書費用
  • 代理母周産期検診・出産費用
  • 新生児検診・入院費用
  • 航空券代金、宿泊費・雑費等

費用の目安

メディブリッジでの代理出産プログラム総費用は、概算で「プログラム費用約800万円~+航空券代や宿泊費・食費など」とお考えいただくと良いでしょう。

一回の胚移植が完了するまでの過程で、およそ450万円~が目安です。

妊娠成立後、出産までの費用がおよそ350万円です。

別途かかる費用として、胎児スクリーニング検査や帝王切開などが必要となった際の費用、凍結受精卵移送費用(65万円~)、凍結胚管理費用(8万円/1年間)、凍結余剰胚の再移植費用(65万円~)代理母および胎児の妊娠後治療費、一部現地書類発行費用などがあります。

上記はあくまで目安で、実際にかかる費用は、クライアント様ごとに異なります。

正式にご契約のお申し込みを頂いた際に、ご夫婦に合わせた具体的な内訳および費用をご案内させていただきます。

代理出産プログラムの費用は、プログラムの進行状況に添って、何度かに分けてお支払いいただきます。

ローンでのお支払いも可能ですので、必要な場合はご相談ください。

なお、代理出産費用の他に、渡航代やホテル代、食事代などの経費もかかるため、代理出産を実際に行うときは予算に入れておくことをおすすめします。

内訳

胚移植の費用450万円の内訳は、以下の通りです。

医療費 250万円~
弁護士・保険等 200万円~
その他 エージェンシー料など

メディブリッジの代理出産費用が一般的な代理出産費用よりも安い理由

メディブリッジの代理出産費用は、一般的な代理出産費用と比べ低価格です。

メディブリッジは、最先端医療の提供を最優先にしつつも、医療費を抑えた医療機関と提携しているためです。

ある水準のサービスを受けるとき、各国で物価の差があるため、その対価は世界各国で同一ではありません。

たとえば、アメリカなど物価の高い国で代理出産を行うと、費用は高額になります。

一方、物価の安い国では、最先端の医療を安い費用で受けられます。

そこで、メディブリッジでは、医療水準が高く物価の比較的安い、かつ代理出産等の法整備がされている国・地域を代理出産施設として選定しています。

メディブリッジでは、ウクライナ、ジョージアなどで代理出産の実績があります。

特記事項(個々の費用が変わる例)

代理出産で最終的にかかる費用は、個々のケースごとに大きく変わってきます。

代理出産プログラムは、人体を扱う医療である以上、治療がもたらす結果を完全に予知することはできません。

海外で行われる治療であり、妊娠・出産というイレギュラーな事態が起こりやすい事象を扱う代理出産では特に、事前に費用の検討を入念に行う必要があります。

メディブリッジでは、正式契約前に事前個別面談を必ず実施させていただいています。

個々のケースについて、事前に考えられ得ることを詳細にご夫妻とご相談させていただきます。

代理出産プログラムでかかる費用が大きく変わる例として、以下のような場合があります。

複数回の体外受精をした場合

胚(受精卵)は卵子の生殖力の影響を大きく受けるため、奥様の年齢・卵巣機能の状態によっては、複数回体外受精を行う必要があることもあり、その際には追加で医療費が発生します。

女性配偶者の卵子の生殖力等の要因により、一回ごとの胚移植サイクルの成功率に違いが出ます。

その女性配偶者の年齢や卵巣機能の状態により、担当医が一回の体外受精・胚移植ごとの成功率の目安を初回検診の際にご相談します。

NICUへの長期入院となった場合

メディブリッジの代理出産では、リスクの低い健康な経産婦に代理母をお願いしています。

しかし、代理出産は夫(精子)、妻(卵子)、代理母のコンディションが関わる医療プログラムである以上、代理母の妊娠経過、出生児の健康状態は完全に予見できるものではありません。

代理出産によって出生されたお子様が超早産などの理由でNICU(新生児集中治療室)に長期入院となった場合、追加でかかる医療費は全額ご夫婦の「自費負担」となります。

メディブリッジの代理母の条件

代理出産がクライアント様の満足のいく結果となるためには、妊娠中に自身と胎児の健康を維持できる条件が整った代理母さんの協力が不可欠です。

メディブリッジの代理出産プログラムにおける代理母の条件は以下のとおりです。

  • 健康状態の良い21~42歳の女性
  • 既に1人以上健康な赤ちゃんを出産されている方(経産婦)
  • 各種検査(感染症検査・血清検査・サラセミア検査など)で問題のない方
  • 飲酒・喫煙習慣のない女性
  • 代理母として責任を果たすことに大きな誇りを持っている方
  • 家族・勤務先からも代理出産プログラムに協力が得られる方

メディブリッジでは、代理出産費用を抑えるかわりに代理母さんの質を下げることは、あってはならないと考えています。

代理母さんの選定には妥協せず、条件をきちんと定めてお願いしています。

まとめ

本記事では、代理出産の費用相場、代理出産の費用が高い理由、代理出産費用はどのようなことに使われているかについて解説しました。

日本有数の大手代理出産エージェントであるメディブリッジでは、医療の質とクライアント様に寄り添う丁寧なフォローアップを大切にしながら、費用面を安く抑えた代理出産プログラムを提供しています。

代理出産をご検討の際は、ぜひ一度メディブリッジにご相談ください。