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さまざまな不妊症の原因

不妊症とは、妊娠を望み避妊していないにもかかわらず、2年以上赤ちゃんができないということです。
妊娠が出来ないというと、女性ばかりに原因があると思われがちですが、実は女性側が約4割、男性側が約4割と男女の差はほとんどなく、残り2割は原因不明だと言われています。
男性側の原因としては精子に問題がある場合がほとんどですので、精子を調べるだけでわかります。
しかし、女性側の原因はさまざまなため、女性は多岐にわたる検査を受け、時間もかかります。
また、痛みを伴う検査もあるので、男性に比べると女性の負荷は大きいと言えます。

不妊の原因は大きく分けて以下の8個に分類できます。

1.黄体機能不全
妊娠しやすい子宮内膜環境を作る黄体ホルモンが不足し、受精卵が着床しやすい厚さまで成長できずに不妊の原因になる

2.卵巣機能低下
卵巣から分泌されるホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が少なくなり、卵巣の働きが低下し生理不順が起こり、不妊の原因になる

3.高プロラクチン血症
プロラクチンは母乳を出すホルモンで、授乳中と同じような卵巣への抑制が働くため、不妊の原因になる

4.多嚢胞性卵巣症候群
卵胞が卵巣の中にたくさんでき、ある程度の大きさになるが排卵が起こりにくく、不妊の原因になる

5.子宮内膜症
子宮内腔以外の場所に子宮内膜が生育し、剥離をしても体外に排出することが出来ないため、臓器への癒着により不妊の原因になる

6.子宮筋腫
子宮にできる良性の腫瘍で、40代の約30%にあるといわれる病気ですが、粘膜下筋腫は着床を妨げ、不妊症の原因になる

7.卵管障害
卵管が何らかの原因で詰まっており、卵子と精子が出会えないため不妊症の原因になる

8.乏精子症・精子無力症
乏精子症は精子の数が少ない状態、精子無力症は精子の動きが悪い状態のことで、その他に精液の中に精子がいない無精子症や、性機能障害(ED)なども男性不妊の原因になる

不妊症が心配な方は、専門病院で検査を受診することをお勧め致します。
多少の痛みを伴う検査もありますが、原因を探ることで妊娠の可能性の有無や必要な治療法が見えてきます。
そして、不妊の原因が分かったとしても、相手や自分を責めたりせず、落ち着いて具体的な治療方針を決めていきましょう。


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