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女性が基礎体温をはかるとわかること


基礎体温には、高温期と低温期の二つがあります。
それは、女性の身体が分泌するホルモンと深い関係があります。
低温期は卵巣の中で卵胞が育っていく時期です。
女性の身体の中では、この時期、卵胞ホルモンの分泌が盛んになります。
この卵胞ホルモンは体温を下げる働きがあるため、低温期となるのです。

また、低温期の間に成熟した卵子が排卵されると、卵巣の中で黄体という組織が形成されます。

黄体とは、黄体ホルモンというホルモンを分泌し、子宮に内膜の形成を促して妊娠に備えます。
卵胞ホルモンとは逆に、 この黄体ホルモンは体温を上げる作用があるため、高温期となります。
低温期と高温期の体温の差は僅か0.3~0.5℃程度です。

排卵後に10日以上の高温期が続くのが正常の体温ですが、高温期が21日つづくときには妊娠が考えられます。
また、流産の可能性もあるため、すぐ病院で受診することをおすすめします。
高温期がないということは、排卵が起こっていないということをを意味します。
このような無排卵状態でも不順ながら生理が来る場合は多く見られ、これを「無排卵月経」といいます。

高温期と低温気が混じるという人は、排卵していますが、黄体機能不全の可能性が考えられます。
子宮内膜で受精卵が着床するための環境が整っていにので妊娠しても流産しやすい体質の人です。

正常な月経周期では、排卵後に10日以上の高温期がつづきます。
ところが高温期が9日以下と短い場合は、卵が未熟であったり、黄体機能不全の疑いが考えられます。

基礎体温をはかることで、様々なことがわかります。
毎朝、舌下ではかり、記録をとるだけでご自分の体調がわかるので、是非とりいれてみてください。


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